和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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昔と現代について思うこと

2013-09-05 12:12:57 | 日記
和楽の会民謡ファンの皆様 こんにちは 私は今のところ嬉しいことに阿波踊りに行ってからというもの・・ 水泳をしたり、時々軽い散歩をしたりで・・ うつの症状が現われなくなりました(今のところですが) 症状が時折、現われる時には生きる自信がなくなっていたのでした  いつ死の道へと進むことになるのかがわからないという恐怖は、言葉では決して説明が出来ません  しかし、私が思うに・・ その恐ろしい体験も味わってみますと・・ その精神を脅かす恐怖心が現われないということがどれだけ幸せなことなのかが身に染みて理解が出来るようになりまして 本当に毎日感謝しております。

それを知る前までは・・ そんなことを全く知りませんでした。 健康に生きていることに感謝が本当の意味出来るようになるには、一度、自らの健康が損なわなければ決して理解できることはないのだと知りました。 私は普通の人間が経験することのできない経験ができました(まるで地獄行きのバスに無理やり乗らなければならない恐怖でしたが)。 私の症状はまだ入り口だったので助かったのだと今思えば思います。 ただ心の奥には、いつでも体力や精神が弱ったら、また現われてやろうと待ち構えているのだと想像致します でもそのお陰で海で泳いだり、散歩したり、鉄アレー体操を行ったり、自分を少しづつ鍛えてゆけるまでになれたのだと思う。 とここまでは自分の今の経過報告でした ここからは本題へと入らさせていただきます。

昔と現代について思うこと と題しましたが・・ 現代の子供について思うことを述べさせていただきます。 私が小学生の頃といえばスポーツが盛んな時代で外に出て野球とかサッカーとかやっては体をたくさん動かしておりました。 現代の子供達の多くは学校から帰ってくるとお母さんからの食事よ~のコールをも無視してゲームに熱中する子供さんが多いように感じております。 私にも息子が一人いるのですが・・ やはりゲームをやっていることが一番多いように感じます。 私も学生時代にゲームに夢中になっていたのでよく理解できるつもりではございますが、ゲームは面白すぎて → だから夢中になりすぎてしまい → 自分のためになることの時間がどんどん奪われてしまい → 不健康になりやすくなったり → イライラしやすくなってしまったり → 親の言うことが聞けない子供になってしまう そのようなパターンが多いのではないでしょうか

私が思うに小学生などの子供さんをお持ちの親さんは、できることならゲームばかりに依存することを防ぐためにも、スポーツクラブや書道クラブ、読書クラブ、水泳クラブ、吹奏楽クラブ、民謡、詩吟、茶道、香道、着付けクラブ、ボーイスカウト・・などなど なんでも良いから勉強とゲーム意外のことに目を向けるチャンスを作ってあげるべきではないかなと僕は考えるのです。 子供は親の前では甘えるのでなかなか言うことをきかないのが自然でしょう。 ですがクラブなどの集団の中では甘やかしてはもらえないために自然と子供は対応致します。 立派な子供を育てるのが親の役目。 だとすると子供が立派な成人になるために協力してあげる必要があることでしょう。 がしかし私は残念ながら息子とはずっと離れて暮らしているために妻に任せっきりですので人に言える立場ではございません。

この日本に小学生くらいから民謡を習っているお子様がいったいどのくらいいるのでしょうか 私も民謡は趣味として行っておりますが・・ やってみてとっても心が豊になります 民謡と言葉で書くのは簡単ではございますが・・ 実は民謡をつくった人々は昔の人々で・・ 現代の私達は民謡大会で上位入賞 あわよくば日本一を狙っている人も多くいます ですが・・ その中に自分が唄う歌詞をちゃんと理解している方が何人いるのでしょうか これは唄の技術の本質よりも民謡を唄う意味を自らが知っておかないと聞く側に情景が浮かんでこないような気がしましてですね 私は最近になってそう考えるようになってきたのです。

この間、民謡仲間が 「なぜわらびが焼けば焼くほど太くなるのだろうか」とこんな質問を投げかけてくれたのでした。 どうも、唄っていても意味がわからないから・・ 少し気になっていたようでした。 私はその歌詞を何度もよく読み返してはネットで調べてみて・・ 自分なりにその訳を調べてみたのです。 わらびが良く生える条件として、日がよく当たるところとあり・・ 焼けば焼くほどというのは山焼きのことを指していて・・ 草を焼かないと・・ 伸びたままにしておくとそれが雑木林に変わってしまうそうです。 雑木林になってしまいますと・・ 背丈の高い木や覆い茂った葉っぱなどで、わらびが生えるところに日光が降り注がなくなってしまい・・ わらびは大きくすくすくとは育ちません 山焼きってのは、そういった理由で焼かれていたのですね。

それと太くなる訳でございますが・・ 山焼きで焼かれた昆虫などが栄養となり地に染み込み、又、まわりの日光をさえぎっていた草も焼かれてなくなるために、わらびが生息するのに好条件をなり、太さも太くなるのだと思いました。 民謡を唄うまえに、わからない部分をみんなで話たり調べ合ったりして・・ 歌詞以外にも・・ なぜ、そのような唄になったのかを理解し合うようにすればもっと素晴らしい民謡を未来へと繋げることができるのではないでしょうか 私が残念に思うことは・・ 現代に民謡の素晴らしさが理解できる人があまりに少ないことです 私は床屋を経営しておりまして・・ さまざまなお客様の前で三味線や唄を披露して参りました。 民謡酒場ですと民謡好きのお客様ばかりが集うので好き者同士ということなので、みんな民謡を理解できます。 感動できるのです

ですが私のお店のように床屋だと、音楽に一切興味のないという方も少なくはありません。 ですので私の場合ですと、お客様に音楽が好きかどうかを聞いておいて・・ 好きだよと答えてくださったお客様に聴いていただくようにしております。 そんな中でもあまり感動のない方から・・ 体に電気が走ったほど感動したと喜んでくださる方まで十人十色です  私にとっては音楽好きのお客様の前で民謡を披露することは小さなことだけれども・・ 僅かであっても民謡に触れる機会を設けることが出来ているということに感謝しているのでございます 昨日はお店の外に出て三味線を弾いておりましたら・・ 「中国新聞の広場欄にて3度の投稿を読みましたよ」 と50代くらいのご婦人に声をかけていただきました。 私は、私のことを知らなかった島の住民さまが新聞を通じて私のことを知り・・ 又、声まで掛けてくださったということに感動し 幸せだったのです。

私が過去にテレビで音戸の舟唄全国大会をもし観ていなかったならば もしかしたら今の私は存在していなかったかもしれません 民謡が私に虹の橋をかけてくださったのです この日本に一人でも多くの民謡ファンができるように私にできる努力を積んで生きてゆきたいのです 本日もご拝読、誠にありがとうございました

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