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 第9回 音戸の舟唄全国大会 決勝10番

2016-02-24 10:05:27 | 音戸の舟唄 (呉市音戸町)
第9回 音戸の舟唄全国大会 決勝10番


第9回音戸の舟唄決勝シリーズ最終10番の方となりました 和楽民謡ファンの皆様 名残惜しいでしょうが、良き思い出として心に刻んでくださいませね  本日ご紹介させていただきますのは、音戸の舟唄全国大会のこれまでの数々の中にて最も多く優秀賞(2位と3位)に輝かれました 兵庫県のえんどうさんです。

私が初めてえんどうさんの舟唄を聴いた時 なんと素晴らしく味深く民謡らしい良い声をされているのだろうかと絶賛したものでした その感激と比例をしては優秀賞を多く獲得されたのでした 優秀賞なんて、そう獲れるものではありません。 和楽の会民謡のかをりんさん、すみれさん、助っ人のじろうさん、こばさん、今回のみやさん、そして私も一度づつ受賞の経験がございます。

がしかし、そこからもう一度、優秀賞に輝くという経験は、なかなか出来るものではないのです。 こばさんが初参加で優秀賞に輝き、翌年も輝き、3年目にて日本一に輝かれましたが、そのような例は稀です。 そんな中、えんどうさんは優秀賞を3度以上獲得されていらっしゃいますから、本当にあと一歩のところまで頑張っていらっしゃるのです  映像では素唄 つまりこれは、尺八伴奏をつけず、基本は唄のみにて舟唄を唄うということなのです

えんどうさんがおっしゃるには、「音戸の舟唄のもともとには尺八は付いていなかったので素唄が元祖なんですよ」 なので近年、素唄へとスタイルを変更されたのでした 実は、じろうさんも2年前、素唄にて予選に挑まれたのでしたが、惜しくも決勝を逃しているのです。 素唄は、私も練習にて何度か挑戦しておりますけれども  非常に難しいのです 何が難しいかといいますと、1番の音の高さと、2番の始まりの音の高さを寸分狂いなくそろえる これが一番難しいのです 

その理由は、1番を唄い終えますと声を出し温まった体は、更に声がスムーズに出せる状態になっているのです  つまり調子が良くなっているのです  ですので自分では同じ音の高さで唄いたいのに  楽にスムーズに声が出るものですから  音程が上がりやすいのです  それが尺八伴奏が入りますと音程の指標を聴きながら待機出来ますので、2番の始まりの音程を安定感のある出だしが可能となるという訳なのです(注意これは私だけの研究からの考え方によるものです) 

ですので、素唄に挑戦するというのは、絶対音感をちゃんと備わっていませんと大変難しいということなのです。 私は恥ずかしいのですが、絶対音感は、素唄が唄えるほどの能力は残念ながらございません  なので、じろうさんの伴奏でないと、正直述べまして、思い切って自由に唄えないのでございます  じろうさんとたむらさん(合いの手)に感謝ですね  ありがとうございます 

そして、貝殻節大会の時も、音戸大会の時も、大きな広い器にて私の活動に笑顔でご理解くださりました、えんどうさんに心より御礼を申し上げます。 誠にありがとうございました  この動画が、これから音戸を目指してゆく民謡人の学ぶ糧となり、更には未来の素晴らしき民謡の繋がる綱の1本となることを、私は心から望むものでございます  ファンの皆様も、ご視聴、並びにご拝読 そしてランキング絵柄をクリック応援してくださりまして誠におおきに 

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