第11回 菅笠節全国大会決勝 18番

第11回 菅笠節全国大会決勝 18番


え　１８番さん　　予選の時、私の前で歌ってくださいましたが（予選順番が私（８６番）より一つ前でしたので８５番）あなた様はもしかしてプロの方ではないのですか　私はこの１８番さんの余りに見事な唄を聴けば聴くほどに・・　自分の実力の無さに驚嘆した　なんてお上手なんだ　正直、私の心や体は固まっていった　　その素敵なお声は　私の耳には　もはや　人間の声には聴こえなかった

そう　この音色はまるでウグイスのように美しすぎ、そして潤っている　　聴いたこともないくらいに素晴らしい声であった　私はこの声を聴きながら・・　もうこの世が終わってもいいと思ったくらいに驚いていた　　こんな素晴らしい歌い手さんが菅笠節大会に参加されているという事実に私は自分が今まで考えていた民謡の世界が一気に崩れ崩壊してしまったのでした　やはり全国から優勝を狙い集まってきている民謡人は、私にとって、とんでもないくらいに優れた方ばかりだったのでございます　それにしても、１８番さんには参りました

私が撮影した動画を母に全て見せたところ最も感動したのが、１８番さんでした　　いやーしかし神様も　ゆうさんに試練をしてくださるものですよねー　お陰で予選では大きなミスをしでかし　決勝の夢は一瞬にして砕け散ったのでしたが　そのお陰で一つ、大きなビックプレゼントがあったのです　　それは、予選に落ちたお陰で決勝を観覧席にてじっくりと観ることができるということでした　　決勝の２０名は、どなたも選りすぐれた方ばかりで　これでもか　これでもかー　って感動の嵐で僕の心を揺さぶってくれたのでした

余りにも高いレベルの大会だったために、私は自分の民謡レベルがとても低いものなのだということに痛感させられたのでした　菅笠節の決勝のメンバーさん達の素晴らしい唄から受けた　余りに大きすぎる感動　そして少しだけ鼻を伸ばしてしまっていた自分に対して事実を突きつけられたショック　それが合わさってきましてね　私は姫路駅の中で号泣しそうになってしまったのでした　これはまずいと思い、私は外に向かって走り出しました

駅の外には人気の少ない木陰がございました　私はそこに全ての荷物を置き泣き始めました　咳を切ったかのように涙は溢れ・・　１５分ばかり泣いておりました　民謡という世界は恐ろしく魅力的であることに気がつかされ、この菅笠節という大会とご縁を持てたこと　私は心の底から幸せと運命を感じていたのでした　テレビで観るのと本物を観るということの果てしなく大きな違いに本当に驚きました

やはり体験するなら　現地に足を　向けなければなりませんですね　そのことを痛いというほど学ぶことができましたもの　次は鳥取で会いましょうぞ　ゆうさん貯金がもうすぐ底を付きそうなのですが、出来ることはやってみようと考えておりますよ　　だってお金の最大の良い使い道は自分への投資なのですから（お金をもっと使おう：中谷彰宏　著）

自分に投資を行えば　明日の新たな自分に出会える　その出会いが　更に磨かれた自分を生む　結果、民謡全体の魅力が高くなってゆくのだ信じているのです　　そう、民謡は全ての人に作る楽しみがあり、全ての人に学ぶ自由がある　民謡を行えば行うほどに心は美しく、より輝き、やがては周りの人達にも素晴らしい影響をもたらしてゆくものだと考えています。　今の時代だからこそ民謡を　

１８番さんへ　　あなた様の唄には参りました　　なんて美しいお声なのでしょうか　そして、私が動画出演の交渉を持ちかけた時でも、まるで以前から友人だったかのように笑顔でやさしくお話をしてくださいましてね　私は本当に嬉しかったのです。　誠にありがとうございました　

菅笠節大会では、私の知らない方が余りに多かったもので、少し寂しかった面もあったのです　久留米のそろばん踊り、あなた様の唄をいつの日か是非とも聴いてみとうございます　　どんなに素敵な唄でしょう　　私も和楽の会民謡の会員とコンサートを開いてですね、久留米のそろばん踊りも行ったのですよ　その動画も合わせてご紹介させていただきますね　宜しければ観てみてくださいませ

お祝いコンサート　久留米のそろばん踊り　（前半４）
　このコンサートは広島県の民謡歌い手でございます　赤田鶴子先生の８０年をお祝いしたものです（私が主催です）　司会　MAKIさん（埼玉県）　唄　すみれさん（宮城県）　鐘　かをりんさん（菅笠節決勝２０番：岡山県）　ウッドブロック　すみれさんの娘さん　太鼓　じろうさん（島根県）　三味線　ゆうさん（広島県）　笛　久森さん（広島県）

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和楽民謡ファンの皆様　菅笠節ファンの皆様　いかがでしたか　毎日感動　これも勇気ある９名の菅笠節決勝進出者様のお陰でございます　誠にありがとうございます　　いよいよ　明日がラスト　２０番さんをご紹介させていただきますのでお楽しみに