よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

35年を経て「宇宙戦艦ヤマト2199」版メカコレ登場!

2014年05月02日 22時36分20秒 | 宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトのメカコレが最初に発売されたのは1979年。
35年前、子供だった私が手にした当時は100円だった。

1979年当時のモノではないが、手元に残る一番古い箱。
バンダイのマークが万歳マーク、証紙もアカデミー時代の懐かしいもの。

こんなセメダインが付いていた。

手元に残る一番古い完成品。
小学生のときに作ったものを、高校生のときに塗装したのではないかと思う。
翼を外した跡をパテで埋め、日本海軍軍艦色で塗装、半光沢スプレーで仕上げ。

そして、ブームが去って何年かあと、久しぶりの再販で200円になった。

証紙は省略され、セメダインも付かなくなった。ウェスト・ケープ・コーポレーションの時代。

多分、その頃に作ったのがこれ。
グレーは地の色を生かして、赤だけを塗った手抜き製作。
二十歳ぐらいになっていたと思う。プラモ作りに時間をかけなくなっていた。

時は流れて、2014年。400円になって新登場。

証紙は東北新社。表題写真で分かるように、箱の大きさは旧作と同じ。
往年のファンにとって、メカコレは特別な思い入れがある。

童心に返って、久しぶりに組み立ててみた。
接着剤を使わない、塗料も要らないというのは初体験!
(2199のプラモをいくつか購入したが、組まずに保存している)
接着剤も塗料も使わないのではプラモ作りの楽しみも半減してしまうが
シンナーの臭いを吸わなくて良いのが助かる。
小一時間で完成した。

話には聞いていたが、ガンダム以後のプラモの進化は凄い。
パーツの継ぎ目は、全て実物の継ぎ目に合わせてある!
接着剤無しで組んでも、パーツのつなぎ目が
キツ過ぎず、ユル過ぎず絶妙な組心地!
昔のプラモは、キツくて入らない・ユルくてポロリは当たり前だった・・
特にA社のキットはヒドかったなぁ。

見栄え良く仕上げるには、修正・塗装が必要だが
部屋にこもってシンナーの臭いを嗅ぐのは嫌なので
これで良しとしよう。


宇宙戦艦ヤマト2199 第7章 劇場限定版BD届きました

2013年10月12日 23時57分12秒 | 宇宙戦艦ヤマト

劇場公開版で製作が間に合わなかったシーンがTV放送25話で公開されて、
ディッツ提督のその後がわかってすっきりしましたね!
そして、フラーケンの再登場とゲールの最後
ここまでは、TVで公開済みですが、なんとBD版では新たなシーンの追加が!

ネタバレになるので、見たい人だけ下へスクロールしてくださいね



































BD版での追加は25話冒頭に「星が永遠(とわ)を照らしてる」が流れて
岬百合亜のナレーション風のYRAヤマトラジオのオンエア。
時間経過の説明、クルーたちの日常描写がそれとなく挿入されています。

あと、BD・DVDのみ収録の次回予告が重要ですね。
24話 あと199日
25話 あと143日
26話 旅に終わりはない・・・

はるか1ヶ月以上昔に見た劇場公開版の細かいところまで覚えていないので、
映像特典として公開版25話を入れてほしかったなぁ。

しかし、CMを挟まずにじっくり見ると涙がこみ上げてきました。



 それにしても、来年の完全新作劇場公開とはどんなものなのでしょうか?

・新たな作画で2199をもう一度?
・2199の外伝?
・続編!

やはり、続編でお願いしたいところですね!


YAMATO SOUND ALMANAC『宇宙戦艦ヤマトIII BGM集』発売【マニアック/ネタバレあり】

2013年09月18日 19時33分25秒 | 宇宙戦艦ヤマト

遂に、CD未収録曲も含めた『宇宙戦艦ヤマトIII』のBGMが商品化された。

曲目は以下の通り。
良い曲はピンクで表示。
 

YAMATO SOUND ALMANAC 1981-II「宇宙戦艦ヤマトIII BGM集 PART1」

1.美しき太陽(TYPE A)

2.SYMPHONY OF THE SUN(1st Version)
3.美しき太陽(TYPE B)
4.ボラー連邦(1st Version)
5.FIGHT I(Tempo Up Version)
6.ラム艦長の悲劇
7.SYMPHONY OF THE SUN(2nd Version)
8.太陽の猛威
9.故郷への想い
10.バーナード星の戦闘
11.望郷
12.憩い
13.ボラー連邦(2nd Version)
14.パーティ(Normal Version)
15.不穏
16.叛乱
17.追跡(TYPE B)
18.ベムラーゼの脅威
19.静かなる戦い
20.FIGHT I(Normal Version)
21.デスラーズパレス(1st Version)
22.デスラーズパレス(Extra Version)
23.ガルマンガミラス帝国軍
24.ボラーの戦い
25.デスラーの危機
26.ブリッジ・エンディング各種

YAMATO SOUND ALMANAC 1981-III「宇宙戦艦ヤマトIII BGM集 PART2」

1.怒る太陽
2.地球の運命
3.勇者の死
4.暴動
5.デスラーの友情
6.探索
7.シャルバート巡礼船
8.信者の祈り
9.第二の地球-惑星ファンタム
10.追跡(TYPE A)
11.パーティ(Samba Version)
12.つかの間の安らぎ
13.幻影
14.コスモ生命体
15.ルダ王女
16.流浪
17.暗躍
18.ボラー艦隊の奇襲
19.FIGHT II(Tempo Up Version)
20.シャルバート星(Normal Version)
21.平和の願い
22.シャルバートの戦い
23.王家の谷
24.LOVE
25.FIGHT II(Normal Version)
26.二つの命
27.ルダ・シャルバート


以下感想(ネタバレあり)


【PART1】

1曲目、「美しき太陽 (TYPE A)」
ステレオだ!
1995年発売のオリジナルBGMコレクションに
モノラルで収録されていた楽曲がステレオになっている。
マルチトラックのマスターが残っていないはずはないと思っていたが
初ステレオ試聴、感慨深い。

3曲目「美しき太陽 (TYPE B)」
1話だかに古代と土門が殴り合いをした後に流れたヴァージョンだろうと思って聞き始める。
しかし前奏を聴くとジャズみたいで何か違う?いやいや、途中からはそうだ。
流石は宮川大先生、こんなに面白いヴァリエーションで編曲をしていたとは!!

5曲目「FIGHT I(Tempo Up Version)」
やっぱりそうか!「FIGHT I」も早いバージョンがあるんだ。
こっちのほうがTVで良く聴いたやつだ。

6曲目「ラム艦長の悲劇」
予想通り「ボラー連邦」、弦のみの静かなやつ。
良い。

8曲目「太陽の猛威」
これも予想通り、南極の氷が溶けるときにかかった曲だ。
『交響組曲』の「太陽のシンフォニー」中盤のシンセなし。

10曲目「バーナード星の戦闘」
彬良さん作曲
これも1995年版でモノラルだった曲。
やはり、ステレオで聴くと良い。

11曲目「望郷」
これも予想通り、バーナード星開拓者の爺さんが地球へ帰ろうと云った時の曲。
フルコーラスで聴くと、主旋律が弦からフルートやオーボエに変化しながら
羽田さんのピアノやハープと掛け合っていて面白い。
丁寧にアレンジされている曲である。

12曲目「憩い」
なるほど、この曲か!
社員食堂で何か食べている時の。
この曲って、1作目のときから聴いていたような錯覚がある。
ほのぼのして良い曲である。 
エレキギターのエフェクトが良い味出している。

13曲目「ボラー連邦(2nd Version)」
『交響組曲』のヴァージョン?と思いながら聴くが違和感あり。
宮川大先生らしい、ちょっとお下品なエレキチェンバロンの使い方が
『交響組曲』とは違う味わいを出している。

15曲目「不穏」
ああ、この曲ね。
一応、初収録曲。

17曲目「追跡(TYPE B)」
この曲も、1995年版とは別のヴァージョンがあると思っていた。
『完結編』で使われた音はこれだな。

21曲目「デスラーズパレス(1st Version)」
これも予想通りの楽曲だったが、
TV本編で聴いたイメージより、楽器の音数が少なく聴こえた。

25曲目「デスラーの危機」
聴いたことが無い。演奏もあんまり良くない。
最後だけブリッジ・エンディングのような使われ方をしていた。

26曲目「ブリッジ・エンディング各種 」 
馴染み深い曲ばかり、5曲で構成。

【PART2】

2曲目「地球の運命」
冒頭だけブリッジ・エンディングとして本編で使用。
後半部は、イマイチ工夫の無いメロディーとアレンジ・・
主旋律はボツになったわけだ。

3曲目「勇者の死」
これは名曲!
中盤の弦の使い方に痺れます。
宮川節炸裂

4曲目「暴動」
宮川大先生らしからぬ曲だと思っていた。
フルコーラスで聴くと益々確信。
彬良さんか下請けの作曲のように思う。

6曲目「探索」
巡礼船に潜入した時のサスペンス曲だが、
これもちょっと宮川大先生とは違う気がする。

7曲目「シャルバート巡礼船」
予想通りの楽曲。
冒頭は「ボラー連邦」のヴァリエーションだと思うのだが、
何の曲か分らないまま終了・・
「シャルバート星」のコード進行に近い気もする。

8曲目「信者の祈り」
弦楽四重奏の和音が美しい。

10曲目「追跡(TYPE A)」
何、これ?
同じ旋律が延々繰返されて終わる?
1995年版の「追跡」は、
今回収録されていないので、本編未使用曲?

11曲目「パーティ(Samba Version)」
2000年版(ETERNAL EDITION
)には無かった間奏が!!!!
羽田さんのアドリブっぽいピアノも最高。

14曲目「コスモ生命体」
この曲、耳に付いて離れなかったな。
フルコーラスで聴くと、
色んな楽器が使われているのが分って面白い。
ヤマト史上最高の前衛音楽

15曲目「ルダ王女」
これも、初商品化曲。
ラテン系のリズムに
木村好夫のガットギター。
1982年のラプソディーシリーズを彷彿させる

16曲目「流浪」
緑のデスラー戦闘空母の曲!

17曲目「暗躍」 
アリゾナで骸骨を蹴っ飛ばしたときの曲。
思いのほか音の多い曲なので、驚いた。

20曲目「シャルバート星(Normal Version)」 
何が「Normal Version」なのかと思ったら
1995年版がシンセVersionだった。 
ということは、これも初商品化曲か。
注意して聴かないと、初商品化曲に気付かないかも。 

21曲目「平和の願い」
これは良い。この演奏の質!
徳永二男(ヴァイオリン)
羽田健太郎(ピアノ)
木村好夫(ガットギター) 
超豪華、3人の掛け合いに違いない。 


これは、凄いCDが出たもんだ。
『ヤマトIIIマニア』にはたまりません! 


『ヤマト2199』完結。『ヤマト2201』を期待します!

2013年08月28日 23時34分57秒 | 宇宙戦艦ヤマト

この画像はフェイクですが、
ヤマト2199完結後の次回作は当然ヤマト2201ですよね!

出渕監督は次回作は無いと明言していますが、
2199のラストには次回作に繋がりうるエレメンツが
ちりばめられていると感じます。

以下、妄想ストーリー

2199のラストで波動砲は封印されたが、
失脚するどころか益々力を持つようになった芹沢の独断で
アンドロメダは建造される。

基本ストーリーはヤマト2
当然、テレサと島の恋愛
デスラーの再登場はある。

2199で消息が曖昧になった
ディッツ提督や藪、ゲールも再登場して欲しい。

メインではないが、イスカンダル・ガミラスも登場。

コスモリバースとしての役目を果たしたヤマトは廃艦。
しかし、テレサからのメッセージを受けて旧乗組員はヤマトで飛び立つ。

そして、波動砲の封印を解いた芹沢に、表向きには賛同した
土方がアンドロメダの艦長になる。

ヤマトは古代の指揮の元、テレザートに向かうが、
封印された波動砲は使わない。
時折、沖田の意思でヤマトが動き、危機を救う。

白色彗星による宇宙の危機に対応する為にスターシヤは、
沖田の判断に委ねる形で波動砲の使用を許可する。


という感じで、ヤマト2のストーリによる新作を期待します!


『宇宙戦艦ヤマト2199 第7章(最終章)』初日

2013年08月24日 22時36分39秒 | 宇宙戦艦ヤマト

さて、ヤマト2199もクライマックス。

初回上映開始1時間前に柏の葉MOVIXに到着。

ショップは物凄い行列。第1章の時とは比べ物にならない。
皆「ヤマト税」を払う為に並んでいるのだ。
中には全グッズを買い占めるツワモノもいる。
そんなファンの血税で次回作(あるのかなぁ?)が作られる。

私も、劇場限定プラモデルと
イスカンダル到達饅頭(なんじゃこれ?)を購入。
そして、劇場限定BDの購入IDもGET。

大行列に並んだ所為で開演に間に合わず、
真っ暗な劇場の中、満席の人々の足をまたいで着席。
皆さん、ごめんなさい。
そして、本編が始まる。

ここからネタバレ書きますので、これから劇場に行く方はここまで。
読みたい方は下へスクロール!
































23話、ガミラス決戦は・・

早々にデスラーがガミラス本星から脱出して、
ヤマトもろとも総統府の人々を見殺しにしようとする。
デスラーがこんな軽い人格で描かれているのは残念。
ゼーリックと変わらない・・
それに引き換え総統府に取り残された
ヒス副総統の行動がカッコいい。 

ヤマトは波動砲で総統府目指して落下する物体を粉砕。
結果として、ガミラスの人々を救うことになる。

デスラーは再度デスラー砲による攻撃を試みるも、
内部の人間に阻止されデウスーラもろとも爆発して果てるのである。

旧作ではガミラス星を壊滅させて、後味の悪い後悔を口にした古代。
しかし、今作ではガミラス人を救ったのである。
旧作の問題点を上手く改変している。この展開に涙する。

拉致されていた雪と古代の再会シーンは
作為的でちょっとわざとらしかったかな。



24話、イスカンダル到達・・

予想通り、コスモリバースシステムを渡すかどうかで

スターシヤが焦らして来た。

返答を待つ間に、ヤマトガールズの水着海水浴シーンがあったり
今作のアナライザーが面白くない件を、
ファンに代わって?佐渡先生が揶揄するシーンがあったり
おかしなファンサービスが入っていた。
(アナライザーと佐渡先生の件は別のシーンだったかも)

波動エネルギーを武器に転用したのが気に入らないスターシヤであったが
ヤマトと共に旅をしたユリーシャの報告と
ヤマトに助けられたヒス副総統の進言もあって
波動砲を封印するという条件の下、コスモリバースを供与する。

最初に波動エネルギーを武器転用したのは他ならぬイスカンダル。
その愚行を恥じ、その技術を封印し全宇宙の平和の為の活動をするイスカンダル。
これは、シャルバート星の設定を転用しているな
III好きの私は、今、まさしくヤマトを観ているという実感が込み上げてきて涙。

そして守は?
やはり、イスカンダルに来ていた。
しかし、既に死亡。
これは、スターシヤ死亡編へのオマージュっぽい?

守が遺言に相当するメッセージのなかで、
「イスカンダルに来て、異性人と心を通わすことも可能だと分った」
というようなことを云っていたのと
スターシヤが自身のお腹を優しくなでるシーンがあったことから
既に澪(サーシャ)を懐妊していると思われる。


25話、帰路・・

予想通りデスラーは生きており、旧作同様白兵戦を仕掛けてくる。
侵入兵は全てアンドロイドで、さらばのオマージュだ。 
そして、デスラー本人もヤマトへ!
しかし、古代を「坊や」と呼ぶ程の貫禄もないデスラーにがっかりした。 
ヤマトに保護されていたセレステラと雪を傷つけただけで
引き上げて行ったのである。
そして、三度デスラー砲を撃とうとするが
ヤマトの実弾砲撃で艦もろとも果てるのである。
ここで、タラン(兄)も果てる。
こんな情けないデスラー、声優が伊武さんじゃなくて良かった
(山寺さん、ごめんなさい)

意識の戻らない雪、助かる見込みは無いという。
昏睡状態のユリーシャの命を繋いだ
自動航法室のカプセルに入れられた。


26話、地球到達

コスモリバースは地球を知る人間の思念エネルギーのような物が
コアになって働くシステムらしい。
そのコアになっているのは、守だった

地球帰還を待たずに雪は亡くなる。哀しむ進。
見かねた守は、雪を生き返らす為にコスモリバースを使ってしまう

この辺り、旧作の死んだ雪が蘇るシーンに
無理やり辻褄を付けようという作為を感じるなぁ。

守がイスカンダルに来る以前に
コスモリバースを供与しようとしていたスターシヤは
システムのコアをどうするつもりだったのか?
地球を救う為のコスモリバースと分っていたはずの守が
弟の為にそれを使ってしまうのはいったい何としたこと?
などと考えてしまう。
(この辺りは、何度か見たら納得できる設定やセリフが見つかるかも)

雪は助かったがコスモリバースはやはり再起動しなかった。

しかし、旧作と同じセリフで沖田艦長が亡くなった時
コスモリバースは沖田の魂を引き受ける形で再起動したのである。

そして帰還、青い地球は蘇った。

苦言を言いつつも、涙腺の緩い私は殆んど泣きっぱなしで大団円をむかえた・・


2199、終わってしまいましたね。

【個人的総括】

途中、旧作とはかなり違う方向性が模索されていただけに
最終的に旧作とほぼ同じラストで落ち着いたのは残念。
心の底で、何かとんでもない結末を期待していたのかもしれない。

しかし、2・新た・永遠に・IIIへと続編を期待する私は、
どの物語にも繋げることが可能なラストだったので、
実のところ胸をなでおろしている。
(波動砲の封印問題は気がかり)

前半には、キャラの性格や心情の緻密な描きこみがあったのに
終わりが近づくにつれて、描きこみが浅くなった気がする。
時間が足りなかったのだろうと思う。

全39話で構成すれば良かったのに!


ヤマトが好きだから、こだわりがあるから、苦言も多くなりましたが・・

最後に、

久しぶりにヤマトとの濃厚な時間が過ごせて、本当に良かった!

というのがヤマトファン共通の気持ちだと思う。


YAMATO SOUND ALMANAC 『宇宙戦艦ヤマト2 BGM集』【超マニアックネタ】

2013年03月22日 23時20分02秒 | 宇宙戦艦ヤマト

去年、『YAMATO SOUND ALMANAC』シリーズ、
CDの告知がされて以来、待ちに待ったタイトルが3/20に発売された。

『宇宙戦艦ヤマト2 BGM集』のPart1と2 である。

以前、『宇宙戦艦ヤマト2199 第1章』初日【個人的感想】

《「明日への希望」コーラス無しヴァージョン
「真赤なスカーフ」交響組曲でボツになったヴァージョン
「白色彗星」最終話・超巨大戦艦の砲撃シーンで使用のヴァージョン
など、気になってた音源が(多分)手に入るのである。》

と書いた音源は全て収録されていた。
《交響組曲でボツになったヴァージョン》
と思っていた「真赤なスカーフ」は
『さらば』のときに録音されたことが判明。 

では、上記の曲のほか、気に入った曲も紹介していきましょう。

『宇宙戦艦ヤマト2 BGM集 Part1』 

トラック5 地球の危機 M-7(4)
  「アンドロメダ」別テイク、
  さらば宇宙戦艦ヤマト ドラマ編LPなどで使用されたポップでゆっくり目のもの。 
トラック11 空間騎兵 真赤なスカーフ(カラオケ) (5)
 《交響組曲でボツになったヴァージョン》
 と思っていた「真赤なスカーフ」をベースに
 カラオケっぽいアレンジにしたもの。
トラック19 ゴーランド艦隊 M-16(2)
 「大河ヤマトのテーマ」再録音版。 

トラック35 『さらば宇宙戦艦ヤマト ドラマ編』使用BGM M-5(2)
 「出発(たびだち)」再録音版。
 歴代の「地球を飛び立つヤマト」の
 ヴァリエーション中、最も傑出した出来だと思う。
 この1曲だけのために、当CDを買う価値あり!! 

『宇宙戦艦ヤマト2 BGM集 Part2』 

トラック32 ヤマトよ永遠に EX-2(6)
 最もパイプオルガンらしい編曲の「白色彗星」
 最終回に超巨大戦艦が地球を砲撃した時に流れた。
トラック38『宇宙戦艦ヤマトIII』使用BGM 真赤なスカーフ(5)
 これが《交響組曲でボツになったヴァージョン》
 と思っていた「真赤なスカーフ」
 『ヤマト ファンクラブ Sound Gift』ソノシートで
 ささきいさお氏の話のバックでも流れた。
トラック39 『宇宙戦艦ヤマトIII』使用BGM M-8(1)
 「明日への希望」コーラスなしヴァージョン。
 IIIの団船長がヤマトの元から出発する時に流れた。 

トラック42 『宇宙戦艦ヤマトIII』使用BGM M-30(2)
 「敵に侵入(リズム入り)」再録音版。
 揚羽と土門がファンタム内の通路を進むシーンで流れた。 

トラック43 『宇宙戦艦ヤマトIII』使用BGM M-31B(5)
 IIIで平田さんや団船長が死んだ時に流れた曲。
 勝手に「勇者の死」と命名していました。

トラック44 『MV さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち』使用BGM M-11、28(1)
 交響組曲の「誕生」後半部分の再録音版。
 MVシリーズはセリフや効果音が重なっていたので
 これも欲しかった音源。

青で記述した曲が本当に素晴らしい! 


「宇宙戦艦ヤマト復活篇 ディレクターズ・カット」 オリジナルサウンドトラック 

2012年08月29日 22時50分43秒 | 宇宙戦艦ヤマト

「宇宙戦艦ヤマト復活篇 ディレクターズ・カット」 オリジナルサウンドトラック、今日発売!!
仕事が上がってから柏まで買いに行きました。

宮川泰大先生が遺した未発売音源が手に入り、大満足です。

収録内容は以下の通り。 

ディスク:1
1. 無限に広がる大宇宙 (「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」より「序曲」)
2. カスケードブラックホール (M2) (交響曲第2番「復活 第一楽章」)
3. 航行する移民船団 (交響曲宇宙戦艦ヤマト・第三楽章)
4. 古代の登場
5. ブルーノア発見 (さらば宇宙戦艦ヤマト「ゆうなぎ(M-16)」)
6. 反撃
7. 古代の帰還 (宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち「別離」)
8. 迫り来る危機 (宇宙戦艦ヤマト2「ヤマト・徹底抗戦せよ (M-33)」)
9. 真田と古代 (宇宙戦艦ヤマト完結編「神秘の星アクエリアス」)
10. 雪を想う
11. 第二次移民船団全滅 (宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち「イスカンダルの危機」)
12. 氷塊に眠る (宇宙戦艦ヤマト完結編「ヤマト葬送のテーマ」)
13. 新生・宇宙戦艦ヤマト
14. 若者たち (宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち「新たなる旅立ち (インストゥルメンタル)」)
15. 移民船団の旅立ち
16. 発進準備
17. 宇宙戦艦ヤマト2009 (Orchestral Version)
18. 中央作戦室
19. 星間国家連合
20. サーチネット (宇宙戦艦ヤマト2「空洞惑星の戦い (M-12B)」)
21. フライバイ・ワープ (M20) (宇宙戦艦ヤマト完結編「脅威のニュートリノビーム」)
22. 戦闘準備 (宇宙戦艦ヤマト完結編「抜けるヤマト」)
23. コスモパルサー
24. ドッグファイト (宇宙戦艦ヤマト完結編「ウルクの猛攻」)
25. フライバイ・ワープ (M24) (宇宙戦艦ヤマト完結編「脅威のニュートリノビーム」)
26. アマールへ
27. スーパーアンドロメダの残骸
28. カスケードブラックホール (M17、28、45) (交響曲第2番「復活 第一楽章」)
29. 宮殿のイリヤと古代 (「スラヴ行進曲」)
30. ゴルイの死 (「エグモント序曲」)
ディスク:2
1. 苦悩するイリヤ (宇宙戦艦ヤマト2「大いなる愛 (M-75)」)
2. イリヤの決断
3. ヤマトの戦い
4. SUS超巨大要塞
5. ハイパーニュートロンビーム
6. 信濃出撃
7. 大村の死
8. 波動砲発射用意
9. 大要塞撃破 (宇宙戦艦ヤマト2「立ち上がれ!!ヤマト」)
10. 潜宙艦の出現
11. 太陽へ
12. 人工太陽の消滅 (「ファイナルへ向けての序曲」より「大銀河系星雲の衝突」)
13. メッツラー
14. カスケードブラックホール (M44) (交響曲第2番「復活 第一楽章」)
15. 真田と島、別れの時 (宇宙戦艦ヤマト2「ヤマト・徹底抗戦せよ (M-1A)」)
16. 母なる地球 (交響曲宇宙戦艦ヤマト・第三楽章)
17. この愛を捧げて (Orchestral Version)

では、大先生が遺した未発売音源をいくつかご紹介。

ディスク:1-26. アマールへ
ヤマトよ永遠にの未使用BGM。
素晴らしい!この一曲だけでこのCD購入の元が取れます!(あくまで個人的意見ですが)
こんなに綺麗で美しいアレンジが出来る人は大先生以外にいません。 

ディスク:2-2. イリヤの決断
これも、ヤマトよ永遠にの未使用BGM。
おそらく羽田健太郎演奏のピアノが圧巻。
サーシヤのテーマから始まり、ヤマトのテーマで終わる構成。
いかにも大先生らしいアレンジの一曲です。

ディスク:2-6. 信濃出撃
さらば宇宙戦艦ヤマトの未使用BGM。
この曲はIII第10話で団船長のテーマのような使われ方をしてました。
印象深い曲ですが、今回初めて商品化された音源です。


この、『復活篇ディレクターズ・カット』では山下康介氏によるオリジナル曲も多用されています。2009年劇場公開版のクラシックより余程ヤマトらしい曲に仕上がっていると思います。

ヤマトファンなら是非購入しましょう。
Amazon.co.jp  「宇宙戦艦ヤマト復活篇 ディレクターズ・カット」 オリジナルサウンドトラック




『宇宙戦艦ヤマト2199 第2章』初日

2012年07月01日 11時46分33秒 | 宇宙戦艦ヤマト

さて、第1章ではダメ出しした『宇宙戦艦ヤマト2199』ですが、

第2章も初日6/30、MOVIX柏の葉の9:10の回で鑑賞。 
相変わらず、40代男が95%という感じだが、
ほぼ満席状態の映画館は久しぶり。

相変わらず、艦長が浣腸にしか聞こえないのだが、
それはそんなイントネーションで正しいのかも知れない。

第1章で鼻についた設定の再構築。
アニメだから辻褄が合わなくても良いだろ?
馴染みの設定のままにして置いてくれよ。
と思っていたのだが、
かなり細かいところまで徹底的にやっていて、
逆に好感が持てるようになった。

そんな細かいことは、どうでもいいのだろう。
今回は見ていて面白い。

アホ毛のキャラはヤマトにはどうかと思うが、
旧作と比べるとテンポ良く短い時間に
押さえられているにもかかわらず
膨大な新キャラの出番と役割が緻密に描かれていたと思う。
今後の展開に期待できる。

どうしても気に入らなかった音楽面でも、
私の
「父(泰大先生)の2種のアレンジを
安易にミックスするくらいなら
新規アレンジの方がよほどマシである」
という指摘を聞き入れてくれたかのように、
彬良さんオリジナルの編曲が光っていた。

戦闘シーンで使用された
「ヤマトのテーマ」のアレンジが
頭の中でリピートしてしまう程
良いのである。

「ワンダバ」はどうかと思うが、
「新コスモタイガー」のアレンジも良い。 


「どうかと思うが」という但し書きは必要だが
第2章は100点付けても良いのでは、と思った。 


『宇宙戦艦ヤマト2199 第1章』初日【個人的感想】

2012年04月07日 23時42分10秒 | 宇宙戦艦ヤマト

MOVIX柏の葉の19:00の回で鑑賞。
 

旧作ヤマトとは世界観や雰囲気が違いすぎる。

それはまあ仕方が無い。


台詞を聞いていると、耳障りが悪い。

旧作ではスターシだったのが

スターシになっているとか

艦長のイントネーションが

浣腸に聞こえるとか

イスカンダルまで14万8千光年、

往復29万6千光年じゃないとか・・


聞こえが美しいとか

語呂が良いとか

物語とは関係ないが

台詞が気持ちよく通る。

そういった配慮が希薄だと感じた。


そのへんも、まだ許せる。


しかし、一番懸念していた

宮川彬良さんの起用は

やはりハズレだった。


「地球を飛び立つヤマト」に

「出発(たびだち)」のアレンジを

混ぜてしまっている。

楽譜が失われたオリジナルBGM

耳コピで採譜したというのに、

何故、『交響組曲』のアレンジを混ぜてしまうのか?

父(泰先生)の2種のアレンジを

安易にミックスするくらいなら

新規アレンジの方がよほどマシである。


『アコースティックヤマト』

前例があるので懸念はしていたが・・・

次回作以降どうなるか見守るしかないだろう。



そして、最後の次回予告で

沢山しゃべっているのが

ヤマトっぽく無いと感じるのは

私だけでしょうか?


次回のタイトルだけクレジットされるのがヤマトの予告。

ペラペラ喋るのは、なんだか他のアニメを見ているようだった。


お口直しに一つ

超ビッグニュースを!

今回の映画パンフレットに

CDの広告がある。

未CD化音源も含めて

全てのヤマト音楽を

年代順に30タイトルのCDで

リリースするという。


これで、念願叶う。

「明日への希望」コーラス無しヴァージョン 

「真赤なスカーフ」交響組曲でボツになったヴァージョン

「白色彗星」最終話・超巨大戦艦の砲撃シーンで使用のヴァージョン

など、気になってた音源が(多分)手に入るのである。 


『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット』特別上映会

2012年01月14日 23時53分18秒 | 宇宙戦艦ヤマト

本日、秋葉原UDX Theaterの
『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット』特別上映会
に行きました。


コンプリートボックスという無茶苦茶高い豪華本を購入した特典として招待され、
第1回目の10:30に当選。
客層は予想通り40代男7割、女2割、その他の年代1割といった感じ。


貼ってあったポスター2種。



さて、内容に関してネタバレにならない程度に記しておきましょう。

効果音について旧来の物に戻したとアナウンスされていましたが、
細かい音の作りこみが出来てなくて、う~んと思いました。
(コスモパルサーの風防が閉じる時にウィーンだけでカチといわないなど)
柏原さん本人がやったのではないので、仕方ないか。

音楽はかなり差し変わっていました。
嬉しいことに、後半のクラシック曲はほとんどボツ。
なじみの曲、未使用の旧曲、復活篇用の新曲をバランスよく使っていました。
ヤマトスピリットを感じる選曲だったと思います。
サントラCD出ないかな!!

そして、ラストは、第二部に繋がるように工夫されていました。

東京と大阪で1/28~2/3に上映されるので、皆様、是非どうぞ!

上映終了後、パンフレットとクリアファイルを買って、
二人の森雪に見送られながら会場を後にしました。


【グッズ】
左上 招待券の半券と封筒
右上 パンフレット
右下 クリアファイル
左下 チラシ