長々と書いて来ました 「顔の無い被り物」の製作はですが、やっと完成です。
被り物の方は、肌の色を仕上げた後、赤い斑点をエアーブラシで書き込みました。
これはまだ斑点の無い状態。
これは口周りの影を吹きつけた状態。
鎖骨も、影を入れました。
写真ではよく分からないかも知れませんが、赤い斑点が、顔中に入っています。
ちょっと老人班のような感じです。
顔のディティールが単純なので、何か加えないと、あまりにのっぺりと単純な間延びした感じになり、ちゃちな感じになってしまわないように、いろんな情報を入れて行きます。
それと、内部の肩が入る部分ですが、肩を動かすことによって裂けたりしないように補強の布を貼り付けました。
内部は黒で塗装しました。
これで完成です。
「ねずみ男の魂」は、かなり磨きましたが、やはり完璧には綺麗に成りませんでした。
でも、時間がないので、仕上げました。
ツルツルではなく艶消しのクリアを荒く吹きつけ、艶を消しました。
その後、目や髭部分を濃いめのグリーンで影っぽくエアーブラシで吹き付け塗装し、乾燥後、艶消し白をハイライトっぽく吹きつけました。
濃いめのグリーンを残しながら、白を吹きつけ、ぼや〜っとした、魂っぽいイメージに塗装しました。
この魂、表面の仕上がりがイマイチになってしまいました。
やはり、ツルッとした仕上げの時は、もっと硬い上等な粘土を使う必要があるようです。
本来ならエポキシパテを薄く伸ばし、それを貼り付けてならした後、研磨すればツルッとした仕上がりになると思いますが、いつも使っている「セメダイン」のエポキシパテが、一個
¥650だったのが、¥980になっていたのがショックでした。
これを使って全体をコーティングしたら、10個以上必要で、10,000円超える材料費になりそうです。
何でもかんでも値上がりで困ります。
ちょっとホームセンターで買い物すると、千円札が、どんどん無くなりますね。
とりあえず、これで「顔の無い被り物」の製作は終わります。
3月7日、8日の「水木しげる先生の生誕祭」にはこの被り物を被った方がパレードで歩かれるようです。
毎年、地元のケーブルテレビに映るので、今年も映るかな?
楽しみです。
明日、納品して来ます。
次は、住宅の模型を仕上げなければ成りません。
まだまだゆっくり休めません。
それに、3月6日から10日まで「コムコムスクエア」の作品展が有り、私が講師をしている
プラモ、フィギュア、ジオラマ製作熱中講座の生徒さんの作品を、米子市JU高島屋4階の特設会場に展示します。
5日には搬入して展示します。
私の作品も少し展示します。
今週はバタバタで忙しい日が続きます。