自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

キャラクターフィギュア製作、完成 Part09

2023-10-31 11:06:16 | 模型

この記事も9回目で終わりになります。

製作のフィギュアは、映画「さよなら銀河鉄道999」の冒頭部分に登場する「老パルチザン」の最後の姿を再現したものです。

パルチザンの「おやじ」たちが、命と引き換えに、敵陣の真っただ中を突破して主人公の「星野鉄郎」を999号に乗せて送り出すと言う感動の場面を再現しました。

この後、老パルチザンは、鉄郎に人類の希望を託して息絶えます。

その感動的なシーンが上手く再現出来たかどうか?私にはよく分かりませんが、11月4日〜5日の米子映画事変で展示しますので見に来てやってください。

この展示は終日無料です。

米子駅前のビッグシップ、多目的ホールに展示予定です。

先ずは完成した「老パルチザン」です。

2ミリの透明アクリルにパソコンで出力した文字を貼り付け、ネームプレートにしました。

「パルチザン」と言う言葉はフランス語で反政府兵士、英語ではレジスタンス、悪く言えばゲリラとでも言うのでしょうか?

この爺さんは、本来一般の人間だったのでしょうが、機械人類に反発し戦っている設定です。

全身に銃弾を受けても、最後の力を振り絞ってレールのポイントを切り替え、999号を無事、宇宙に送り出した姿です。

激しい戦闘で仲間も全滅し、仲間の血しぶき等浴びているだろうし、自分の血で汚れているはずと思い、ちょっと残酷かと思いましたが、あえて血糊を書き込みました。

このフィギュアも40年前に小さなものを一度製作していますが、今の技術で作り直しました。

とりあえず、第12次米子映画事変で展示して、その後、米子の美術館で開催される「米子工芸会」にも展示します。

米子工芸会は11月17日から11月21日まで展示予定です。

映画事変で見ることが出来なかった方は、11月17日からの米子工芸会の展示で御覧ください。

米子工芸会の展示は、米子市美術館の1階で展示されます。

入場は無料です。

是非どうぞ。

 


キャラクターフィギュア製作 Part08

2023-10-30 10:10:52 | 模型

今日もとてもよい天気になりました。

塗装するにも湿度が低く絶好の仕上げ日和です。

と言っても、製作中のフィギュアはほぼ完成状態になりました。

昨日、ベースの仕上げをしました。

エアーブラシで陰影を付け、細かいディティールを加えて錆の塗装をしました。

銀河鉄道のイメージになるようにメーターやスリット等、松本先生のメカのクセのようなものを加えてそれらしくしました。

次に、フィギュア本体ですが、目の水晶体をUVレジンで仕上げました。

瞳孔部分に透明感が出てリアルになりました。

ベースに乗せて見ると、

大体、イメージとおりの老パルチザンの姿になったと思います。

後は胸に銃弾の跡をつければ完了です。

このフィギュアは、第12次米子映画事変で展示します。

展示期間は来月11月4日、5日の二日間、米子駅前「ビッグシップ」の多目的ホールに展示します。

このフィギュアの他にも、私が講師をしている「プラモ・フィギュア製作講座」の生徒さんの作品と一緒に展示します。

生徒さんの作品は飛行機有り、美少女フィギュア有り、戦車有りとバラエティーに富んでいます。

これと合わせて、ビッグシップのホワイエの方には去年展示した「米子城」のジオラマも展示します。

ついでに「吉川広家」の甲胄像も一緒に展示の予定です。

これらの作品は、11月3日に一気に搬入展示の予定です。

興味のある方はぜひ、鳥取県米子市米子駅前「ビッグシップ」にお越しください。

今年はこの米子映画事変に「藤岡弘、さん」も「日本沈没」の映画上映に合わせてお越しくださいます。

藤岡弘、さんのトークショーも有り色々楽しめるイベントになります。

皆さん是非お越しください。

それまでにフィギュアはなんとか完成しそうです。


キャラクターフィギュア製作 Part07

2023-10-26 17:13:20 | 模型

今日もとてもよい天気でした。

フィギュアの塗装も今日から一気に進めています。

基本の塗装はほぼ終わりました。

フィギュアの顔を重点的に仕上げました。

これは下地塗りの状態。

ベースに乗せて見たら、

バンダリアを取り付け、パイプをくわえた状態。

かなり顔が怖いですね。

これは目の上のまぶたの影が無いからです。

ここにアイラインを加えると、

ライティングもありますが、かなり目つきが穏やかになったと思います。

肌の色は、やはり歴戦の勇士ということで、ちょっと浅黒い感じにしています。

この塗装はまだ下地なので、これから本仕上げします。

目もまだ水晶体が入っていません。

水晶体はUVレジンのクリアを流し込んでレンズ状にして、UVライトで硬化させます。

これで、生きているような目が作れます。

このキャラクターは、全身銃弾を浴びて瀕死の状態という設定なので、これから服の破れ、体を貫いた銃弾の後、顔の血糊等加えて行きます。

かなり酷い姿になるかもしれませんが、劇中のイメージを壊さないように仕上げます。

なんとか今週中に完成出来そうな感じです。

 

 


キャラクターフィギュア製作 Part06

2023-10-24 16:36:45 | 模型

今日もこの季節では珍しい良い天気でした。

朝から太陽が照って、暑くもなく寒くもなくとてもよい気分で作業出来ました。

連日製作のフィギュアですが、細かい部分(ポケットやベルト)等ほぼ全部形にしました。

ベースの粘土も乾き、瓦礫を貼り付けました。

瓦礫はスタイロフォームをちぎって発泡スチロール接着剤で接着しています。

フィギュアのポーズも最終的に修正しました。

昨日の時点で気がついたのですが、頭部の位置が後ろ過ぎたようで、ムリにのけぞっている感じがしました。

なので、セーターのエリを一度剥がし、前にずらしてから頭部全体を前に移動させました。

横から見ると、ちょっと猫背っぽくなりましたが、こちらのほうが自然なポーズに見えます。

修正前はちょっと窮屈そうな感じだったのでだいぶ見栄えが良くなったと思います。

ほんの5ミリ程度ですが、かなり違った印象になりました。

顔もヒゲの面積をちょっと多くしました。

顔自体が大きく見えるのでヒゲで顔の面をトリミングして小顔に見えるように修正しました。

左手も、段差にかかっているので指が真っすぐ伸びているのは変なので、段差の角に合わせて曲げてみました。

使っている粘土が「ウッディー粘土」なので、キメが荒く、ヒゲの造形がかなり荒っぽくなりましたが、これはこれで「ゴッホのようなタッチ」になってこのまま塗装して仕上げようと思います。

後、ベースの丸いくぼみにメーターのようなディティールを加えて塗装に入ります。

塗装に入ったら一気に見栄えが変わってきます。

なんとか今週中に完成させたい!


キャラクターフィギュア製作 Part05

2023-10-23 11:00:26 | 模型

今日はとてもよい天気になりました。

朝の気温はかなり低かったようですが、日中は24度まで上がるようです。

なので、粘土を乾かすには調度よいかと思い、フィギュアのベースを仕上げることにしました。

まず、粘土ですが、

いつも使っている「ウッディー粘土」造形にはあまり向いていない気がしますが、値段が安い。

それに、強度があります。

粘土の成分に木材の粉が入っているらしいので、固まったらひび割れが少なく、硬いので強度の必要な形状でも使えます。

それに、この粘土、スタイロフォームに食いつきが良い。

水を付けて練ってから指ですり込むとよく伸びるし、食いつきが非常に良い。

ただ、以前買った時は¥350位だったと思ったのですが、今は¥396になっていました。

ま〜スーパースカルピーよりはかなり安いので助かっています。

鉄道レールのポイント切替器。

フィギュアが乗るベース。

ウッディー粘土を極力薄く伸ばして塗り込みます。

塗りこんだら、扇風機の風を当てて乾かします。

風を当ててやると乾燥がかなり早くなります。

粘土が乾いたら、ひけてしまった部分を補修してサンドペーパーで磨き、形状を整えます。

今週中には完成させてしまいたい所です。