この記事も9回目で終わりになります。
製作のフィギュアは、映画「さよなら銀河鉄道999」の冒頭部分に登場する「老パルチザン」の最後の姿を再現したものです。
パルチザンの「おやじ」たちが、命と引き換えに、敵陣の真っただ中を突破して主人公の「星野鉄郎」を999号に乗せて送り出すと言う感動の場面を再現しました。
この後、老パルチザンは、鉄郎に人類の希望を託して息絶えます。
その感動的なシーンが上手く再現出来たかどうか?私にはよく分かりませんが、11月4日〜5日の米子映画事変で展示しますので見に来てやってください。
この展示は終日無料です。
米子駅前のビッグシップ、多目的ホールに展示予定です。
先ずは完成した「老パルチザン」です。
2ミリの透明アクリルにパソコンで出力した文字を貼り付け、ネームプレートにしました。
「パルチザン」と言う言葉はフランス語で反政府兵士、英語ではレジスタンス、悪く言えばゲリラとでも言うのでしょうか?
この爺さんは、本来一般の人間だったのでしょうが、機械人類に反発し戦っている設定です。
全身に銃弾を受けても、最後の力を振り絞ってレールのポイントを切り替え、999号を無事、宇宙に送り出した姿です。
激しい戦闘で仲間も全滅し、仲間の血しぶき等浴びているだろうし、自分の血で汚れているはずと思い、ちょっと残酷かと思いましたが、あえて血糊を書き込みました。
このフィギュアも40年前に小さなものを一度製作していますが、今の技術で作り直しました。
とりあえず、第12次米子映画事変で展示して、その後、米子の美術館で開催される「米子工芸会」にも展示します。
米子工芸会は11月17日から11月21日まで展示予定です。
映画事変で見ることが出来なかった方は、11月17日からの米子工芸会の展示で御覧ください。
米子工芸会の展示は、米子市美術館の1階で展示されます。
入場は無料です。
是非どうぞ。