自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ゴールデンウイークのイベントで、

2023-04-24 16:03:43 | 仕事

去年の11月の「米子工芸展」の作品展示の際、私の作品を見て、有る方から作品の展示をして欲しいと頼まれました。

その方は、鳥取県の大山町に有る重要文化財の古民家「門脇家」を所有されている方で、毎年ゴールデンウイークに重要文化財である「門脇家」の建物を一般公開されているようです。

一般公開の際、門脇家所有の美術品を展示したり、音楽の演奏会、落語、講談等をされているようです。

今年は、琴の演奏や講談、落語などを一般公開に合わせて公演されるようです。

私もこの一般公開の際に、私の作った「烏天狗」「僧兵」「吉川広家の甲冑姿像」「河童」のフィギュアを建物内に展示させて頂きます。

展示するものがこちら。

去年製作した米子城城主「吉川広家」の甲胄像 高さが78センチほど有ります。

烏天狗のスタチュー。

バックパネルが90センチx90センチほど有ります。

重要文化財に指定されている「門脇家」の建物が有る鳥取県大山町は、烏天狗の言い伝えが有る土地なので、烏天狗を展示します。

もう一つ。

こちらは全身像、翼を広げた寸法が75センチほど有ります。

それと、

国立公園大山にまつわる「僧兵」です。

高さが50センチほど有ります。

それと、今回、落語家の「桂文吾さん」が「日野川の河童とり」と言う創作落語をされるので河童のフィギュアも展示します。

これは、2021年に地元のお菓子メーカーのイベントで賞をもらったフィギュアです。

バックの石垣が高さ90センチ、幅60センチ有り、河童の足から左手の先まで80センチほど有る大きなものです。

妖怪なので、かっこ良くなければ!と勝手なアレンジで制作しました。

これらは皆、スタイロフォームに紙粘土を塗って成形し、塗装して仕上げています。

烏天狗等、鉄の錆びた「鋳物」のような仕上がりにしていますが、本職の鋳造職人の方から「本物の鋳物に見える」とお墨付きを頂きました。

また、これらの制作方法等手順を追ってアップして行きたいと思います。

とりあえず、今はこれらの展示をするために準備をしています。

先週は、実際に置く場所等を門脇家まで行って実測してきました。

さすがにすごい建物でした。

ただ、薄暗いのがちょっと気になりますが、実際に作品を置いてみて、ライト等照明の調整をします。

5月6日の夕方5時からは「石賀ます子さん」の講談「菊姫物語」、「小泉和子さん」「森本艶さん」の琴演奏、そして、「桂文吾さん」の創作落語「日野川の河童とり」が特別企画として公演されます。

「日野川の河童とり」の落語の際、文吾さんの隣に、私の河童を置いて、行灯の明かりに照らされる中、落語をされるようです。

なので、私もスタッフとして、フィギュアの移動等お手伝いしなければなりません。

これらの作品を5月2日に搬入して設置。

5月6日に特別企画のお手伝い。

5月7日の夜か、8日の朝、作品撤去です。

一番大きな烏天狗を頭の上の方まで持ちあげたいので今週中に、持ち上げる柱を製作します。

詳しい内容はこちらのサイトで確認できます。

 

令和5年 重要文化財 門脇家住宅 春季一般公開のお知らせ | 鳥取大山観光ガイド

 

色々製作しなければならない物がたまっているにもかかわらず、なかなか制作に入れないのが申し訳無いのですが、もうしばらくお待ち下さい。

このイベントが終われば、なんとか他の制作物にかかれると思いますのでご了承ください。


コムスク通信の取材がありました。

2023-04-20 13:16:26 | 模型

昨日、地元のケーブルテレビ「中海テレビ放送局」が独自に制作している「コムスク通信」と言う番組の取材を受けました。

この番組は、「コムコムスクエア」という地元のカルチャースクールを、定期的に取材し、講座を紹介する番組です。

というのも、「コムコムスクエア」を主催しているのが地元のケーブルテレビ局の「中海テレビ」なので、少しでも生徒さんが増えればということで、こういう番組の制作をされているようです。

今回、高島屋で作品展が開かれ、私も初めて作品を展示しましたが、いろんな方に好評だったようで、どういう講座なのか取材をしたいとのことで、昨日朝から取材を受けました。

レポーターの方に実際にプラモを製作して頂き、初心者でもここまで出来る!と言うところを見せたかったので、ある程度私がキットの制作をして、最終的な仕上げをレポーターの方にやってもらうというところです。

最初、レポーターは男の方と聞いたので、それなら「タミヤ模型のタイガー1型」を製作してもらおうと、準備しました。

組み立てと、塗装が有るので、テレビ局から連絡があった後すぐにキットを買いに行き、塗料と一緒に買ってきました。

組み立てと下塗りをし、

エアーブラシで、ダークイエローを吹き付け、

足回りを汚し、

2日ほどで組み立てと、全体の汚れを描き込みました。

使用した塗料は、ダークイエローがクレオスのラッカー、下地の黒もクレオスのラッカーです。

足回りの泥汚れは、タミヤのエナメルのフラットアースです。

仕上げに、タミヤのフラットブラックをシャバシャバに薄めてスジボリ部分や雨だれの感じを出すため、全体に塗り、綿棒で拭き取ります。

最後に、ベースの木製飾り台を作りました。

それに本体を乗せたら、

こんな感じになりました。

ベースが浮いていたり、汚しも中途半端です。

でも、これじゃあ完成してしまったのでは?と思われると思いますが、この後、レポーターの方に「エアーブラシ」を使ってもらい、ダークグリーンの縞模様を入れてもらいます。

さらに水転写のデカールを貼ってもらい、時間があれば、最終的な汚し(錆汚れや、ダークグリーンの部分の汚し、すす汚れ)等入れてもらう予定でしたが、さすがに2時間以内に全部はできませんでした。

ただ、ダークグリーンの迷彩と、デカールを貼り、工具類の一部取り付けまでは出来ました。

この内容の放送は、今月4月25日の午後12時55から5分間、その後16時55分にも再放送予定です。

今回製作した「タイガー1型」がどんなふうに仕上がったか?中海テレビの見られる方はぜひ見てください。

見られないという方もいらっしゃいますので、ここでまた仕上がりを紹介します。


復活のアオシマイデオン PART2

2023-04-08 11:02:29 | 模型

昨日、「アオシマ」のイデオンプラモデルを紹介しましたが、今日は中身の紹介します。

これが、「アオシマ」から発売された「伝説巨神イデオン」のパッケージですが、このイラストは、イデオンの作画監督であった「湖川友謙氏」の新規描きおろしのようです。

そして、肝心な中身ですが、

こんな感じでパーツがぎっしりです。

バンダイのガンプラの影響か?色分けされたパーツ。

それに、スナップフィット(はめ込み式)で、接着剤いらずの設計です。

パーツ数が多いので、結構制作には時間がかかるようですが、仕上がって見ると、

この様な曲線を意識したパーツで、イデオンのイメージを上手く表現していると思います。

しかも、関節はポリキャップ使用でかなりの範囲可動します。

アニメの場面のポーズを取ることが出来ます。

しかも、

このパーツ。

劇中で印象的な全方向一斉ミサイル発射!を再現できるパーツです。

それと、

なんだかスポイトのようなパーツですが、これは「イデオンソード」です。

ハンドパーツを外して、差し替えて使います。

それと、

これはイデオンガンのパーツですが、結構大きいものです。

小さな写真ですが、下の写真に持っているところがあります。

それともう一つ、おまけがついてます。

この三角の星の様なパーツですが、劇中にバッフクランの「ジョング」と言う乗り物が有り

沢山のジョングに乗ったバッフクラン兵が襲ってくるシーンが有るのですが、キットには一個しかありませんので、これを複製して大量に作ってみるのも面白いでしょう。

今回発売されたアオシマのイデオンですが、私はまだ制作していませんが、ネットで完成された写真や動画を見る限り、かなりいい出来と思います。

アニメのイメージを良く表現していると思います。

なぜ、これが42年前に出来なかったかな〜?

他にもこんなものが我が家に有りました。

 

今はもう休刊したのかな?

電撃ホビーマガジンの付録のプラモです。

中身は、

昔ながらのイデオンです。

おそらく昔発売されていたアオシマのイデオンではないかと思います。

我が家を発掘すれば何処かから出てくると思いますが、また発見したら比較してみようと思います。

 

我が家には他にも「ジグ・マック」「ギラン・ドウ」「ザンザ・ルブ」「アディゴ」とか

ほとんどのアオシマイデオンシリーズを買い揃えて有るはず?

ただ、あまりのプラモの量に埋もれているので、発掘作業が必要です。

 

また発見したらアップするかも知れません。

他にも50年分のプラモが山積みです。

珍しいものもかなり有るので、また少しづつここで紹介して行きます。

 


復活のアオシマイデオン

2023-04-07 13:53:25 | 模型

今月4月1日に、とうとう以前使っていたブログサイト「じげ風呂」が無くなってしまいました。

12年間いろんな出来事をアップしてきたのですが、運営会社がサイトの維持が出来なくなり、泣く泣く終了になりました。

とりあえず、そこにアップしてきた文章、写真は全てバックアップしたので、いずれまたこちらでアップしようと思います。

 

 

以前のサイトでも、まだ一度もアップしていなかった物ですが、

ロボットアニメファンなら絶対知っていると思われる「伝説巨神イデオン」です。

このモデルは、1981年頃、「アオシマ文化教材」から発売されていたイデオンのプラモの部品を一分使って作った「フルスクラッチモデル」(完全自作模型)です。

アオシマのキットのパーツは「イデ」のマークの入った半球体と、足や腕のモールドを使いました。

全体はほとんどプラ板とポリパテです。

もう42年ほど前に製作したものです。

その当時発売されていた「アオシマ」のキットが、あまりに「箱」の形状で、レトロロボットのようなフォルムで、あまりに安っぽく、作る前に諦めました。

それなら自作しようと思い、プラパンとパテを使いフルスクラッチしました。

アオシマのパーツを切り刻んで一部使いました。

高さは21センチほどです。

汚しと、細かい部分の書き込みは完成から何年か後に「湖川友謙氏」だったか、背景画家の方のイラストだったか?分かりませんが、そのイラストを元に書き加えました。

この当時、イデオンのプラモの出来が悪く、売れなかったようですが、去年、「アオシマ」から新作として「イデオン」のプラモが発売されました。

それがこれです。

パッケージイラストはこのキットのために「湖川友謙氏」が新規に書き下ろしたもののようです。

 

今回のアオシマのキットは、以前に発売されていた物とは全く違い、新規の金型で製作されたものです。

詳しい中身は次回にします。

 

アオシマのイデオンシリーズはイデオン本体と別に、登場人物のフィギュアも有りました。

バッフクラン人 左から「ダミド・ペッチ」「ハルル・アジバ」「カララ・アジバ」

地球人 左から「テクノ」(フルネームがわかりません)「ジョーダン・ベス」「フォルモッサ・シェリル」

地球人 左から 「イムホフ・カーシャ」「ユウキ・コスモ」(主人公)

こんなキットも有りました。

サイズは1/25くらいか?

このフィギュアはだいぶ改造してあるので、発売当初の形状ではありません。

他にも自分で製作したものも有ります。

これなんですが、左の「カララ・アジバ」は「タミヤ」のレーシングピットチームを改造して作ったものです。

これらも42年前に製作したものです。

隣の「ギランドウ」は、プラバンやランナーから製作したもので、これを製作した後に、

アオシマからキットが発売されました。

それらのキットも持ってはいるのですが、どこに締まったやら?

また見つけ出したら紹介します。

ちょっと長くなったので、新しいイデオンの内容は次回にします。


明日、4月6日から10日まで作品展示します。

2023-04-05 16:29:09 | 模型

本日、午後から米子JU高島屋、4階特設会場に、作品を搬入して来ました。

展示作品は、

1/35 97式戦車改造ブルドーザ戦車(ファインモールドキットベース)

1/6 オリジナルデザインバトルモーターサイクル(田宮模型 刀ベース)

実物大エイリアン フェイスハガー(ハルシオン ソフビキット)

1/3 フルスクラッチフィギュア 百鬼丸

ノンスケール 寺田克也オリジナルデザインキャラクター ファンキュア(フューチャーモデル ソフビキット)

1/24 オーラバトラーダンバイン(バンダイキット)

フルスクラッチフィギュア Blood the Last Vampire  音無小夜

1/60 モビルスーツ MS14SP 遠距離狙撃用ゲルググ(バンダイキット)

ノンスケール うる星やつら ラム(ガレージキット)

以上の物を持って行きました。

明日から4月10日の午後5時までの展示です。

お近くの方は是非一度ご覧ください。

これらの作品を作って見たいと思ったら、「コムコムスクエア」

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プラモ初心者でも、プロが作る作品に近い仕上がりになる様にご指導させて頂きます。

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0120-43-5656

です。

皆さんも一緒に模型作りを楽しみましょう。