自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

映画ブレードランナーの銃

2023-03-28 15:35:50 | Gun

先日何気なく「Amazon」の商品を見ていたら、ちょっと気になる物を見つけました。

これなんですが、

これは言わずと知れた映画「ブレードランナー」で主人公の「デッカード」が持っていたブラスターです。

この値段が¥4500という価格。

私はこのブラスターのモデルガンをいくつか持っています。

一番上の物が高木ブラスター(エルフィンナイツが作ったものを水鉄砲にアレンジした物?)

真ん中の物が留之助商店2049デッカードブラスター

一番下の物がハートフォード製デッカードブラスター

一番上の水鉄砲以外は薬莢を装填し作動させられるモデルガンです。

モデルガンとは実銃の構造に近いものですが、実弾の装填や発射のできない構造に作り変えた安全な「トイガン」です。

一番上の水鉄砲は¥2,000くらいで買いましたが、留之助のものは¥70,000くらいだったかな?

ハートフォードのものは組み立てキットだったので¥30,000くらいでした。

で!

問題のAmazonのブラスターですが、水鉄砲にしては高価だし、モデルガンにしては安すぎる。

これは一体なんだ?

と思ってよく見たら、やはり水鉄砲でした。

¥2,000くらいで買ったものと同じメーカー(アルゴ舎)のものですが、なんでこんなに値段が高い?

プレミアがついたか?それとも転売価格?と思ったのですが、写真をよく見たら、

細かい部分がバージョンアップしてました。

以前の安いモデルでは、バインディングノブという銃側面のネジみたいなものが一体成型だったのが別部品になっています。

銃下部の六角ネジ部分もリアルに改修されています。

グリップの下の部分に2ネジが個追加されました。

銃側面にあるレーザーロッドという部分も一体成型だったのが別部品になったようです。

銃口上の部分もすり鉢状になりピンの様なパーツが追加されました。

成型色も、以前は半透明の黒でしたが、今回はメタリックブラックになる様です。

名前もVol.2になっています。

発売は、今年5月の様ですが、これは買うしかないでしょう。

以前のものとは比べ物にならないリアルなものになっています。

これを塗装して、汚しを入れて、映画ブレードランナー2049のデッカードが持っていた、ちょっと薄汚れたバージョンを作るのも面白いでしょう。

前回の水鉄砲も売り切れでなかなか入手できないことがありましたが、今なら予約で確実に買えそうです。

ブレードランナーファンとしては一丁と言わず、数丁は買いたいですね。


4月6日から米子高島屋で作品展示します。

2023-03-25 07:15:22 | 模型

来月の4月6日から米子JU高島屋、4階特設会場で、「コムコムスクエア」と言うカルチャースクールの作品展が始まります。

私はこのスクールで「プラモ・フィギュア・ジオラマ!熱中 立体造形塾」と言う講座を開講しています。

3月21日にも同じ話題を書きましたが、今回は展示するフィギュアを紹介します。

これは「ホビージャパン」と言う模型雑誌に連載されていたコミックのキャラクター「ファンキュア」です。

今は亡き、韮沢靖氏が原型を製作されたソフビキットを組み立てた物です。

これは、ハルシオン社のフェイスハガーです。

映画「エイリアン」に出てくるクリーチャーですが、実物大です。

これは言わずと知れた高橋留美子先生の原作「うる星やつら」の主人公「ラム」です。

1/5位のスケール? かなり大きめのものです。

メーカーは忘れましたが、かなり古いガレージキットです。

これは、紙粘土とスカルピーという粘土で自作した手塚治虫先生原作の「どろろ」に登場する「百鬼丸」です。

身長160センチくらいとして1\3スケールで製作しました。

これはバンダイから製作依頼を受けて製作した「オーラバトラーダンバイン」です。

このキットは発売前に試作品をバンダイさんから預かり、「どんな風に改造しても構わない」という事で、原型がほとんど分からない位に改造したものです。

このモデルは、静岡のプラモ見本市にも展示されましたが、その当時、生物的表現が衝撃的だった様です。

これは、紙粘土とスカルピーで自作した映画「Blood the Last Vampire」の主人公「音無小夜」です。

身長160センチとして1\3スケールで製作しました。

手にしている刀の刀身部分はアルミ板から削り出しました。

セーラー服は市販品を使いましたが、スカートは似た色の布を買ってきて、小型のアイロンを使って作りました。

髪の毛もドール用のウイッグを三つ編みして作りました。

これ以外にもいくつか展示する予定ですが、展示場所の都合で全部展示できないかも知れません。

他にどんな物が展示されるか、ぜひ一度観に来てください。

そして興味が湧いたなら「Chukaiコムコムスクエア」電話0120-43-5656まで連絡ください。

私が講師している教室に参加してみて下さい。

建築模型や、大型の人形、ジオラマ等立体造形物なら何でも製作の相談をお受けします。

きっと楽しめると思います。

ぜひどうぞ。


水木しげる生誕祭の妖怪コスプレ

2023-03-23 18:12:29 | 仕事

今月の3月5日に鳥取県境港市で「水木しげる生誕祭」が開催されました。

この生誕祭に、いつも妖怪のコスプレをされる方がいるのですが、私が毎年その方の妖怪被り物を製作しています。

最初は「見上げ入道」

翌年は、

ぬらりひょん。

そして今年は、

油すましです。

私が製作したのは、頭の部分です。

材質はスタイロフォーム。

50ミリの厚みのものを切り出して貼り合わせ、厚みを出します。

それをカッターでザクザクカットして形状にします。

形になったらウッディー粘土という紙粘土を全体に薄く塗り、継ぎ目や細かいでこぼこを埋めて行きます。

その粘土が乾燥したら、全体に木工パテを塗り付け、ナイロンブラシで叩きます。

そうして、表面に石の様なでこぼこを付けます。

ここまで来れば、後はグレーで塗装します。

水性のカラースプレーで一気にグレーに塗って、乾燥後、エアーブラシで目の周り、鼻筋、眉毛など影を吹きつけ塗装します。

黒い水性塗料を丹念に吹きつけた後、最後にライトグレーを筆で擦り付ける様に塗り付け、光が当たっている部分の表現をします。

こんな感じになりました。

この被り物は、中にヘルメットのインナーが取り付けてあるので、顎紐を絞めてしっかりと被ることが出来ます。

覗き穴は鼻筋と団子鼻の間の隙間です。

鼻の穴も足元が見えます。

大きさが肩幅より少し大きいくらいなので、狭いドアを通ると顔をぶつける事があるので注意が必要です。

重さも多少重いので長時間は辛いかも?

3月5日に境港市の水木しげるロードで妖怪コスプレパレードがあった様で、この油すましもテレビに出てました。

 

今年も無事パレードに参加されて色んな方から好評でしたと言う感想を聞きました。

来年もまた、他の妖怪の被り物の製作が出来れば良いですね。

こう言う物を作るのが一番楽しいです。


米子城ジオラマ修復しました。

2023-03-22 16:32:28 | 仕事

今日、午前中に米子市の「山陰歴史館」で展示している「米子城ジオラマ」の修復してきました。

今、山陰歴史館では「米子城展」が開催されています。

会期は2023年3月4日〜4月9日までです。

米子城跡の写真、城主「吉川広家」の備品展示(私の作った吉川広家のフィギュアも有ります。)

それと、1.8メートル四方の米子城ジオラマが有ります。

このジオラマですが、地元の研究家の方から小さい方の天守の向きが90度間違っていると言う指摘を受けました。

この小さい方の天守ですが、「四重櫓」(しじゅうやぐら)と言うらしいのですが、色々調べてみても諸説あるようで、これが正解!という物がありません。

この天守閣部分は「ファセット」というメーカーのペーパークラフトを使用させて頂きました。

なので、ファセットさんの説明通りに組み立てたのですが、地元の研究家から向きが違うをご指摘をいただきまして、今日、午前中に修正してきました。

 

こちらが修復前。

こちらが修復後。

要は、四重櫓の一番上の屋根を一旦外し、90度角度を変えて再接着しただけなのでほとんど見栄えが変わりません。

ただ、こういう物を研究されている方は、ちょっとしたことが気になるようで、言われるのならしかたがないので直しました。

まだ、展示期間が有るので、興味の有る方は見に行ってください。

入場は無料です。


春の作品展が近づいています。

2023-03-21 16:35:11 | 日記

来る4月6日から、こちら鳥取県米子市の高島屋にて「コムコムスクエア」と言うカルチャースクールの作品展が開催されます。

私の講座「プラモ・フィギュア・ジオラマ!熱中 立体造形塾」の展示も有るのですが、今年から始まった講座なので、まだ生徒さんの作品が完成していません。

なので、講師の私が製作した作品を展示します。

展示は、ジオラマ、フィギュア、プラモデルの完成品等複数展示の予定です。

展示会場は米子JU高島屋4階特設会場で、来月4月6日から4月10日までの展示です。

これは、大山を開拓した97式戦車を改造したブルドーザーを再現したジオラマです。

実際に大山の「香取地方」の開拓に使用された物を模型で再現しました。

これは、タカラトミーから発売されていた「クールガール」と言うフィギュアのシリーズのサイズに合わせて私がデザインして製作したオリジナル戦闘バイクです。

この様な物を展示の予定です。

他にもフィギュアや、モビルスーツ等展示します。

興味の有る方はぜひお越しください。

入場は無料です。

興味が湧いたらぜひコムコムスクエアの「プラモ・フィギュア・ジオラマ!熱中 立体造形塾」を受講ください。

楽しいと思いますよ。