今回も映画の記事を書きます。
私の好きな映画ですが、SF、アクション、戦争、などですが、恋愛やコメディーはあまり見ませんね。
前回の「ダーククリスタル」は特撮ファンタジーとでも言いましょうか?こういう世界観の物語も好きです。
でも、やはり冒険アクションは一番好きです。
そういうことで、今回紹介の映画は、「冒険者たち」です。
このパッケージはブルーレイです。
初めてこの映画を見たのは「月曜ロードショー」でした。
荻昌弘さんの案内で始まるテレビロードショーです。
映画冒頭部分の音楽が、ピアノと口笛なのですが、この曲が非常に印象に残ります。
劇中で随所に流れるので嫌でも覚えてしまいます。
1967年に上映された映画です。
監督は、ロベール・アンリコです。
出演は、「アラン・ドロン」、「リノ・バンチュラ」美人女優「ジョアンナ・シムカス」です。
昔はハンサムと言えば、「アラン・ドロン」と言うほどハンサムの代名詞になるくらいの二枚目俳優でした。
今でこそフランスを代表する俳優ですが、この映画の時は無名の俳優でした。
ストーリーは、アランドロンが演じる「マヌー」は、飛行学校の教官で、凱旋門のアーチを複葉機で潜り抜けて映画にすると言う夢を持っていました。
しかしいざ実行する段になって、凱旋門周辺は飛行禁止エリアで、飛行免許を剥奪されてしまいます。
リノバンチュラの演じる「ローラン」は、世界一速い車を設計してレースで優勝すると言う夢を持っていましたが、テスト走行中にエンジンが爆発!
その夢も消えてしまいました。
ジュアンナシムカス演じる「レティシア」は、鉄の前衛芸術家で、個展を開き、有名になるのが夢でしたが、個展で批評家から散々の評価をされ夢を諦めます。
この夢を無くした3人が、海に沈む財宝ハンターになってコンゴの沖合に沈んでいる財宝を探しに旅立つという話です。
この物語の本編は、財宝を見つけ出してからなのですが、アクションあり、恋愛あり、友情ありと、ハラハラドキドキします。
後半で出てくる海の中に立つ城は、実際にある建物で、ここでのアクションは見ものです。
この城での銃撃戦で、アラン・ドロンが使っている拳銃が、第二次大戦当時のドイツ軍が使っていた「ルガーP08」なんですが、この拳銃、私が一番好きな拳銃です。
これはタナカのガスブローバックのエアーガンです。
プラスチック製のトイガンです。
これがまたよく出来ていて、
この銃独特のトグルジョイントが本物と同じに動きます。
マガジンも本物に近づけようと努力しているのがわかります。
この銃は良いですね。
映画の中でアラン・ドロンが使っているのがまた良い!
ブルーレイディスクには、テレビ放送時の日本語吹き替え音声も入っています。
アラン・ドロンが「野沢那智さん」リノ・バンチュラを、「森山周一郎さん」が声を当てられていました。
ジョアンナ・シムカスは、「鈴木弘子さん」でした。
テレビ放送時にカットされたシーンは吹き替え音声が無いので、原語のまま字幕で見られます。
やはりアラン・ドロンと言えば野沢那智さんの声でした。
野沢那智さんも森山周一郎さんももうお亡くなりになりましたが、映画の中で生き続けていますね。
初めてこの映画を見た時は日本語の吹き替え版だったので、やはり吹き替えで見ます。
そして最後のアラン・ドロンの言葉を野沢那智さんの声で聞きたいです。
何度見ても泣けて来ます。
音楽がとても良いです。
サントラCDもAmazonで買いました。
これですが、「冒険者たち」の他に、アラン・ドロン主演の「サムライ」の曲も入っています。
やはりこの冒険者たちの曲は良いですね。
曲を聴いただけで映画のシーンが蘇ります。
そして泣けて来ます。
見終わった後、ズーンと重いものが心にのしかかるような気がします。
大きなお金が入っても買えない物が沢山あるという事がよく分かる映画です。
無名な映画ですが、ぜひ一度ご覧ください。
良い映画を見たな〜と感動すると思います。