自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ミノタウルスを作る パート02

2025-03-09 08:04:31 | 模型

今日は、鳥取県境港市では「水木しげる生誕祭」が開催されていて、妖怪パレードも行われます。

この妖怪パレードは、一般の方が妖怪のコスプレして「水木しげるロード」を練り歩くと言う物で、私が作った「のっぺらぼう」も登場すると思います。

今日は朝から太陽も出て、滅多に無い良い天気です。

天気も「水木しげる先生」を祝福しているのでしょう。

水木先生もご存命なら103歳です。

亡くなった後でもこのように誕生日をお祝いされていると言うのはそれだけ「水木先生」が愛されていると言うことですね。

と言うことで、このブログも、妖怪というかモンスターのフィギュアに製作です。

今回のフィギュアは「スーパースカルピー」と言う粘土で製作しています。

このスカルピーは、油粘土のような質感ですが、非常に彫刻しやすい粘土です。

形になったらオーブントースターで焼いてカチカチにします。

このミノタウルスは、私の勝手なデザインで作っている物で、プロポーションや、装備品等、何かの物語に出てくるものというわけでは有りません。

私の完全オリジナルデザインの物です。

このフィギュアには革製のスカートを履かせるので試しにティッシュを巻いています。

こんなイメージになります。

スカルピーは、焼かなければいつまでも柔らかいままなので、製作途中の時は、埃がつかないように何かでカバーしておけば何日でもそのままに出来ます。

納得の行くまで形を修正出来ます。

失敗しても、盛ったり削ったり出来るのでいつまででもいじれます。

しまいには、粘土が黒く汚れるまででもいじれます。

そうして形状が出来上がったら、オーブントースターのドアを開けた状態で中に突っ込んで焼いて行きます。

この時、ドアを閉めてしまうと、焦げるので、開けたまま焼きます。

常に動かしながら焼きますが、表面がしっとりとした艶消しになったら大体焼けています。

少し湿っているような感じの場合はまだ焼けていない状態です。

細く尖った部分は焦げやすいので注意が必要です。

焦げても問題は無いのですが、、気になるようならカッターで削ってラッカーの溶剤を塗ってからもう一度スカルピーを塗って整形することが出来ます。

こうして、焼けたら、サーフェーサーを塗って全体をチェックします。

もし仕上がりが悪い部分が有ったら、この時点でサンドペーパーで磨き、再度スカルピーを盛って修正します。

スカルピー自体何度も焼いても問題は無いようですが、焦げないように注意します。

サーフェイサーを吹き付けるとグレー一色になりますが、意外なほど仕上げの悪い部分が見えてきます。

サーフェーサーの上にはスカルピーが食いつきにくいので、サンドペーパーでサーフェーサーを剥がして再度塗ります。

これが意外なほど面倒ですのでサーフェーサーを吹く前に徹底的に仕上げを整えます。

この仕上げを地道に行い、仕上げの塗装をします。

サーフェーサーを吹いた後、ねばつく時が有りますが、それはまだスカルピーが、完全に焼けていない場合が有ります。

その時はもう一度オーブントースターで焼きます。

そうしていよいよ仕上げ塗装に入ります。

ここから一気に変わります。

続く!