さつまいもは掘りましたが、山芋(自然薯)はまだ掘っていません。そういえば今年は、秋ジャガを植えてませんよ。里芋は、小さいですが掘って食べています。 どの芋も焼いて食べるのが私は好きなんですよ。
さつまいもを焼くと甘みのもとになるのは、さつまいもに含まれているでんぷんです。
でんぷんがゆっくり加熱されると、βアミラーゼという酵素の働きによって、麦芽糖へと変化し、甘く感じられるようです。 じっくりと火を通すから焼きいもが甘いわけですね。このように、さつまいもの甘みをより引き出すには、オーブンで焼いたり、蒸し器で蒸したり時間をかけることが必要です。短時間で加熱する電子レンジでは、βアミラーゼが働く時間が短いので、甘みが十分に出ません。
しかし最近、電子レンジで調理しても甘く仕上がる、その名も「クイックスイート」と呼ばれる新種のさつまいもが登場したそうです。新しいタイプのでんぷんを含むので、従来品種に比べ短時間で甘みが出るとのことです。時間をかけずに、焼きいものような、しっかりとした甘さが得られるとなれば、これから人気が出るかもしれませんね。
さつまいもを使った料理は、煮物からデザートまで、実にバリエーション豊富です。甘煮、きんぴら、いためもの、そして炊き込みご飯。ほくほくの食感と甘みを楽しみましょう。
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