医者の言う通り、なってほしくないうつ病の生活が始まりました。まずは、家から出られずにただ、横になっているしかないのです。
毎日がとても気持ち悪くてだだ横になっているしかない生活が始まりました。まず、目が覚めると、気持ちが悪く、すっきりした感じがまるでなく、起きられないのです。もちろん、食欲はまったくなくだだ寝ているしかないのです。でも、食べないと身体に悪いということで無理して食べました。
もちろん、自分の好きな食べ物もまずく、食べた気がしませんでした。この先どうなるか不安で不安でたまりませんでした。
何カ月もこういう生活が続き、そこに大きな不安が襲ったりと生きた心地がしませんでした。でも、自殺したいという気持ちはありませんでした。
医者には毎週通っていたのですが、薬を渡されるだけでいっこうに良くなりません。薬は、単なる気休めでしかありませんでした。
自分で少しずつ減らしていくことにしました。一気に減らすのは危険だという本を見たからです。しかし、副作用がとてもひどかったので本当に
我慢できなかったので医者に内緒でしてしまいました。でも何ともなかったです。それより飲まないほうが楽でした。
少し良くなってきて、仕事に行くことができるようになり、地獄のような通勤が続きました。電車の中では相変わらず、めまいがして、席が空いてても
座ると余計不安が増し、立っていても、息が苦しく、何回も途中の駅を降りてまた乗るという生活が続きました。とにかく会社に着いたときは体中が汗だらけで
仕事など満足にできない状態でしたがいつかはなおるんだという気持ちで頑張りました。でも私が勤務していた会社は時間が不規則な会社で仕事の量もかなり多く、毎日遅くまでの仕事だったので、いろいろ悩んだ結果、自分の身体が大事だと割り切り、退職しました。
その後は、少ない貯金をくずしながら病気と闘う毎日でした。もう、まともな仕事はできないということでパートの仕事を探そうと思いました。
なんとかその仕事が見つかり、前の仕事よりは、時間が5時間の仕事だったので何とか勤めることができるようになりました。それまでは正社員にこだわっていたのですがもうそんな事はまるで考えなくなりました。この仕事はパートなので仕事に大きな責任はなく、気楽にできました。
ストレスも少なくなり、いままでどれだけのストレスを抱えていたかいろいろ考えました。日が経つにつれて、身体のほうも良くなっていきました。
しかし、あまり頑張りすぎるとめまい、耳鳴り、不安現象がひどくなり、また、気持ち悪い状態になり、それが交互に来るといった生活が続きました。
約1年すぎたら不安な気持ちが少なくなって行きました。とても不安な気持ちがなくなるととても楽になりました。それまでは、毎日、会社に行ったら
休憩室で軽く寝たりしていて、疲れや不安を少しでもとってから仕事をする毎日でしたが、それをしなくても良くなったのです。幸い、上司が、
私のことを心配してくれたのととても私と気が合う人だったのでどれだけ救われたか、今でも感謝しています。周りに自分の味方になってくれる人や
信用できる人がいるとどれだけ心強いか本当にわかりました。
この鬱になってひどいことがほとんどでしたが、本当に人に支えられないと人間はダメなんだなということがしみじみわかりました。
また今まで病気知らずの私でしたが、健康がこれほど大切なものなのかとつくづく知らされました。人間、病気にならないと、
健康のありがたみが分からないんだな、と実感しました。それ以来約16年になりますが、今でも耳鳴り、めまいなどありますが、そんなのは鬱に比べたら大したことなく、もう慣れてしまったのでほとんど気にならなくなりました。一生治らなくても上手に付き合っていくことにしています。
そのほうが楽です。前のように元気になれなくてもあの苦しみがないだけでどれだけ、幸せか身にしみました。
この病気になった原因をよくよく考えてみて、一番大きな原因は、「無理をしていた」ということですね。自分ではわからないのですが、後になって考えてみると、本当にただただ休まずに働いていたということがわかります。休日も少なく、休日はただ寝ていることが多く、どれだけ身体に負担をかけていたか・・・。
今は、「いい加減」という言葉が私の生きていく信条です。まず、無理をしない、できないものは、できないと断ること、自分の好きなことを週一回は夢中でする、運動もできるだけ、調子のいい日にやる、食生活は、いろいろなものをバランスよくゆっくり時間をかけて楽しく食べることを心がけています。
今までかなりひどい食生活をしていたのでそれも鬱の原因だと思っています。
現在も非常勤の仕事をしており、収入は以前の半分弱になりましたが、とても毎日が楽しく、充実に暮らしています。週に一本は映画を見るのが
趣味になっています。時間に余裕ができて、なんとか生活ができればそれでいいと思うようになりました。それまでは、男は仕事と思っていた私が
このように考えられるようになったのはこの病気のおかげです。今は、通勤している人が疲れている顔を見るともっと楽しく生きましょうよ、
というセリフがいつも心の中にできるほど元気になりました。好きな酒もいい加減にに飲んでいます。生きている実感が感じられ、子供とも話す機会が
多くなり、とても明るい家族関係になりました。こういう生き方もあると思っています。
うつ病になりたくなかったら、
★無理をしない、ストレスをためない、バランスの良い食事、自分の趣味などを生活の中に取り入れる、天気の良い時はなるべく外に出かけていい加減に運動する、いろいろな人と話をする、
私がこの病気になって感じたことです。完璧主義者、人に負けたくない気持ちの大きい人、趣味もなく仕事が趣味な人、気を付けてください。この病気は、長く続き治るまで時間がかかる病気です。ならないに越したことはありませんが、毎日の自分の行動を再チェックしてみてはいかがでしょうか。
毎日がとても気持ち悪くてだだ横になっているしかない生活が始まりました。まず、目が覚めると、気持ちが悪く、すっきりした感じがまるでなく、起きられないのです。もちろん、食欲はまったくなくだだ寝ているしかないのです。でも、食べないと身体に悪いということで無理して食べました。
もちろん、自分の好きな食べ物もまずく、食べた気がしませんでした。この先どうなるか不安で不安でたまりませんでした。
何カ月もこういう生活が続き、そこに大きな不安が襲ったりと生きた心地がしませんでした。でも、自殺したいという気持ちはありませんでした。
医者には毎週通っていたのですが、薬を渡されるだけでいっこうに良くなりません。薬は、単なる気休めでしかありませんでした。
自分で少しずつ減らしていくことにしました。一気に減らすのは危険だという本を見たからです。しかし、副作用がとてもひどかったので本当に
我慢できなかったので医者に内緒でしてしまいました。でも何ともなかったです。それより飲まないほうが楽でした。
少し良くなってきて、仕事に行くことができるようになり、地獄のような通勤が続きました。電車の中では相変わらず、めまいがして、席が空いてても
座ると余計不安が増し、立っていても、息が苦しく、何回も途中の駅を降りてまた乗るという生活が続きました。とにかく会社に着いたときは体中が汗だらけで
仕事など満足にできない状態でしたがいつかはなおるんだという気持ちで頑張りました。でも私が勤務していた会社は時間が不規則な会社で仕事の量もかなり多く、毎日遅くまでの仕事だったので、いろいろ悩んだ結果、自分の身体が大事だと割り切り、退職しました。
その後は、少ない貯金をくずしながら病気と闘う毎日でした。もう、まともな仕事はできないということでパートの仕事を探そうと思いました。
なんとかその仕事が見つかり、前の仕事よりは、時間が5時間の仕事だったので何とか勤めることができるようになりました。それまでは正社員にこだわっていたのですがもうそんな事はまるで考えなくなりました。この仕事はパートなので仕事に大きな責任はなく、気楽にできました。
ストレスも少なくなり、いままでどれだけのストレスを抱えていたかいろいろ考えました。日が経つにつれて、身体のほうも良くなっていきました。
しかし、あまり頑張りすぎるとめまい、耳鳴り、不安現象がひどくなり、また、気持ち悪い状態になり、それが交互に来るといった生活が続きました。
約1年すぎたら不安な気持ちが少なくなって行きました。とても不安な気持ちがなくなるととても楽になりました。それまでは、毎日、会社に行ったら
休憩室で軽く寝たりしていて、疲れや不安を少しでもとってから仕事をする毎日でしたが、それをしなくても良くなったのです。幸い、上司が、
私のことを心配してくれたのととても私と気が合う人だったのでどれだけ救われたか、今でも感謝しています。周りに自分の味方になってくれる人や
信用できる人がいるとどれだけ心強いか本当にわかりました。
この鬱になってひどいことがほとんどでしたが、本当に人に支えられないと人間はダメなんだなということがしみじみわかりました。
また今まで病気知らずの私でしたが、健康がこれほど大切なものなのかとつくづく知らされました。人間、病気にならないと、
健康のありがたみが分からないんだな、と実感しました。それ以来約16年になりますが、今でも耳鳴り、めまいなどありますが、そんなのは鬱に比べたら大したことなく、もう慣れてしまったのでほとんど気にならなくなりました。一生治らなくても上手に付き合っていくことにしています。
そのほうが楽です。前のように元気になれなくてもあの苦しみがないだけでどれだけ、幸せか身にしみました。
この病気になった原因をよくよく考えてみて、一番大きな原因は、「無理をしていた」ということですね。自分ではわからないのですが、後になって考えてみると、本当にただただ休まずに働いていたということがわかります。休日も少なく、休日はただ寝ていることが多く、どれだけ身体に負担をかけていたか・・・。
今は、「いい加減」という言葉が私の生きていく信条です。まず、無理をしない、できないものは、できないと断ること、自分の好きなことを週一回は夢中でする、運動もできるだけ、調子のいい日にやる、食生活は、いろいろなものをバランスよくゆっくり時間をかけて楽しく食べることを心がけています。
今までかなりひどい食生活をしていたのでそれも鬱の原因だと思っています。
現在も非常勤の仕事をしており、収入は以前の半分弱になりましたが、とても毎日が楽しく、充実に暮らしています。週に一本は映画を見るのが
趣味になっています。時間に余裕ができて、なんとか生活ができればそれでいいと思うようになりました。それまでは、男は仕事と思っていた私が
このように考えられるようになったのはこの病気のおかげです。今は、通勤している人が疲れている顔を見るともっと楽しく生きましょうよ、
というセリフがいつも心の中にできるほど元気になりました。好きな酒もいい加減にに飲んでいます。生きている実感が感じられ、子供とも話す機会が
多くなり、とても明るい家族関係になりました。こういう生き方もあると思っています。
うつ病になりたくなかったら、
★無理をしない、ストレスをためない、バランスの良い食事、自分の趣味などを生活の中に取り入れる、天気の良い時はなるべく外に出かけていい加減に運動する、いろいろな人と話をする、
私がこの病気になって感じたことです。完璧主義者、人に負けたくない気持ちの大きい人、趣味もなく仕事が趣味な人、気を付けてください。この病気は、長く続き治るまで時間がかかる病気です。ならないに越したことはありませんが、毎日の自分の行動を再チェックしてみてはいかがでしょうか。