空はこんなにキレイだというのに
足元には渦が出来ている。
一緒にやっている嘱託さん
契約更新の時期で
芳しい条件が得られそうに無いらしい。
うちの会社は
本人の意思
もちろん会社側の意向もあるだろうが
本人次第で幾つになっても働く事が出来る
そんな社風。
ただ、自分が片田舎とはいえ
東京の自宅からグンマーに通うのは
嘱託さんが辞めた後を引き継ぐ為。
会社としては
今回の嘱託さんの契約のタイミングで
いよいよ自分が今の顧客の担当として
一気に切り替えたいらしい。
やることが無くなり、納得行かぬ嘱託さんは
具体的な会社から出た条件の中の
断片的なことしか自分に言わず
味方につけようとした。
巻き込もうとしている。
しかし、他の人から聞いた話だと
会社側の要望は
そりゃそうだろうなー…と
真っ当に思われる内容だった。
嘱託さんと一緒にやっていて
助かる事も当然ある。
しかし、やり難い部分も多々あるのも事実。
そう考えると・・・答えは仕方ない。
そんな窮地の嘱託さんは
少しでも見方を増やそうとしたのか
仲の良い本社の人をも
巻き込もうとしたものの失敗に終わった。
いよいよ今日
これから
社長との最終の面談がある。
その際に自分も
どこかのタイミングで
立ち会うことになるらしい。
片足は、その渦の中に入り込んでしまった。
両足入り込まないようにしよう。
