1月20日(金)
味噌仕込みが始まった。味噌仕込みはこの厳寒の時期が適期らしい。
私の記憶の中のミソづくりは、囲炉裏で自在鉤に下がった鉄鍋で豆を煮て、その豆を機械でルー状に絞ってから味噌球を四角錐に成型して乾かしていく。そして固まったら、藁で
細い縄を綯い、この四角錘の味噌玉を二階の囲炉裏の真上の房ににぶら下げる。あとは火を焚けば煙でいぶして自然に発酵が進むことになる。
発酵した味噌玉はひび割れをして、おやつ代わりに食べた記憶が懐かしい。その味噌を大きなミソ樽に入れて、古い味噌を更新するのである。
昔は冷蔵庫などない時代で、結局塩漬けか、みそ漬けにするのが通常である。採れた野菜をこの樽に突っ込んっで保存するという方法なのである。
今回見学した味噌づくりは近代的な方法で、蒸籠で豆を蒸し上げる。その豆を機械にかけてルー状にして、米麹と混ぜ合わせてミソ樽に詰めるという方法である。
1か月ごとに切り返しを行って、一年味噌に仕上げるのである。昨年は雨が多かったせいか、豆の収穫量が少なかったという報告を受けている。なかなか自然相手の仕事は、難しいものだ。
・大寒や味噌仕込みせる息白し
味噌仕込みが始まった。味噌仕込みはこの厳寒の時期が適期らしい。
私の記憶の中のミソづくりは、囲炉裏で自在鉤に下がった鉄鍋で豆を煮て、その豆を機械でルー状に絞ってから味噌球を四角錐に成型して乾かしていく。そして固まったら、藁で
細い縄を綯い、この四角錘の味噌玉を二階の囲炉裏の真上の房ににぶら下げる。あとは火を焚けば煙でいぶして自然に発酵が進むことになる。
発酵した味噌玉はひび割れをして、おやつ代わりに食べた記憶が懐かしい。その味噌を大きなミソ樽に入れて、古い味噌を更新するのである。
昔は冷蔵庫などない時代で、結局塩漬けか、みそ漬けにするのが通常である。採れた野菜をこの樽に突っ込んっで保存するという方法なのである。
今回見学した味噌づくりは近代的な方法で、蒸籠で豆を蒸し上げる。その豆を機械にかけてルー状にして、米麹と混ぜ合わせてミソ樽に詰めるという方法である。
1か月ごとに切り返しを行って、一年味噌に仕上げるのである。昨年は雨が多かったせいか、豆の収穫量が少なかったという報告を受けている。なかなか自然相手の仕事は、難しいものだ。
・大寒や味噌仕込みせる息白し