高島屋の「武井武雄の世界展」に行ってきました。
大正から昭和にかけて「コドモノクニ」「キンダーブック」などの児童本の絵を描いていました。
愛らしい絵ではなく当時の童画にしては大胆でモダン、とても素敵な絵でした。
それと
童画絵以外に会員に300部限定で頒布した本が数十冊展示していました。
絵と文だけでなく、装丁、印刷、箱、素材までこだわって作ったものです。
小さな本ですが箱根の寄せ木細工、螺鈿細工、金属、パピルス(自分で栽培したもの!!)などを使い
凝りに凝っています。
表紙しか見れませんでしたが中はどうなっているんでしょう?
たぷんとても高価だったと思います。今もどこかの家のお宝になっているでしょうね。
「花子とアン」の村岡花子と重なったので調べてみると
武井が明治27年、村岡花子が明治26年生まれでしたので
どこかで接点があったかも知れません。
武井の出身地長野県岡谷市には
イルフ美術館があります。