月日は流れ女が逃げ伸び暮らしていたと思われるアパートは
2軒をブチ抜き広く家族仕様に改装されていた
その古いアパートでの出来事は遠い昔話しにさえ成らなくなり
昔誰が住んで居たということすら知らない程の時間が流れていた
全ては時代(トキ)の中に埋もれていった
そんなある日のそのアパートに一組の家族が引っ越してきた
家族構成は夫婦と二人の子供どちらかの親であろう老婆の5人家族
子供達は4才の姉と2才の弟と
母親のお腹の中にはもうすぐ生まれるで有ろう新たな命も存在した
ご近所には子供達と同世代も多く
社交的な母親と老婆に連れられ
町の噴水広場へ子供達を連れ遊びに来ていた
そこに集まる母親達と社交的な挨拶を交わしながら
いつしかご近所さん達とも仲良くなり子供達にも沢山の友達ができた
月日の流れは早くアパートに引っ越して2年後
3人目の子供が2才を過ぎた頃に母親の母(祖母)が他界した
祖母が他界して1年に成るだろうか?
7歳の長女が母親の異変に気付いた・・・・
真夜中に長女は不思議な物音を聞き目覚めた
ベッドから起き上がり子供部屋の扉の前に立ち物音の正体を探ろうと
静かにゆっくりほんの少し扉を開いて見た
すると母親が小さなランプを持ち子供部屋を通りすぎた
長女はアル言葉を思い出した!
母親の行動を見るためにもう少し扉を開き顔を扉の外へ出した
すると母親はローカの突き当たりに有る
屋根裏部屋の扉を開きその中へ入って行った
真夜中に屋根裏部屋・・・・!
祖母が亡くなる前に言い残した話しを思い出した・・・・
祖母が残した言葉・・・・
[このアパートの屋根裏部屋には秘密の部屋が有る、もしお母さんが真夜中ひとりで屋根裏の扉を開いたら、この鍵を使ってあなた達がお母さんを守りなさい!]
長女は祖母が亡くなり1度
屋根裏部屋の扉を開けて中に入ったがそこには屋根裏に続く階段が有った
階段を上がると物置に成ってる屋根裏が有るだけで
祖母から貰った鍵が必要な扉は無かった!!
だから何も気にせず鍵をお守りとして持っていた
がッ!実はココ数日間に母親の様子が変だと思える出来事が有った
それと同時に祖母の言葉が頭をよぎった!!
長女は母親を追いかけ屋根裏部屋の扉の中に入ってみた
母親が何をするために真夜中に屋根裏へ行くのか気に成ったからだ
扉の中に入り階段を静かに上がり始めたが・・・違和感?!!
階段の上はオープンに成っている・・・なのに母親が持って上がったランプの明かりが見えない?!
長女は階段の途中まで上がり様子を見ようと思っていたが
明かりが見えないのが気に成り
そのまま屋根裏部屋まで上がった・・・がッ・・そこに母親は居なかった!!
長女[どういう事?、この部屋には他の扉は無かった!、1年前に入って調べたのに・・・?、お母さんドコ!!、おばあちゃんあの鍵で入る部屋、ドコに有るの!!、おばあちゃん・・・このままじゃお母さん助けられないよ!・・・・・!]
仕方なく子供部屋に戻り
もう一度祖母の言葉を一語一句思い出そうと考えだしたが・・・再び睡魔に襲われ眠った
次の朝学校の準備を済ませ
朝食の席に付きボンヤリ母親を見ていたが・・・・・アレは夢?!
昨夜の出来事について夢と現実の間で揺れ動いている自分を感じていた
その時だった母親が
「早くしなさい!、学校に遅れるわよ!!」の声にハッとした
母親の言葉で慌てて学校へ向かった
その日の夕方家族全員で夕食を済ませ子供達はお風呂
お風呂に入る時は長女が弟(5才)と妹(3才)の面倒を見ながら一緒に入る
お風呂を済ませ子供達は子供部屋へそのまま就寝の時間となる
だがその夜は弟と妹がなかなかベッドに入ろうとせず
長女の両脇にしがみ付いていた
長女は仕方なく
「二人とも早く寝ないと、明日の朝起きられないよッ!」とうながした
すると小さな妹が
「眠りたくない!」わがまま?!
それに次いで弟まで
「怖い夢を見るから嫌だ!」と話す
・・・・・怖い夢?!!
小さな妹までも
「凄く怖い夢!、お母さんが・・・・・!!(涙)」
弟は
「お母さんが・・・真っ暗な部屋で・・・、誰かを・・・殺す!!」
小さな妹は
「誰かに私よばれたの?!、その子泣いてるの、・・・でも真っ暗で見えないの!!、寝るといつもその子が私を呼ぶの、だから怖いの(泣)」
弟も同じだった二人とも同じ夢を見ていた
だが長女はそんな夢は見ていない・・・・・
祖母の言葉を思い出した
[あなた達がお母さんを助けるのよ]・・・・あなた達・・・
長女[私ひとりじゃダメって事だよね・・・姉弟皆一緒じゃなきゃ、お母さんを助けられないって事、おばあちゃんそう言う事だよね!]
長女は弟とまだ3才に成ったばかりの妹に
祖母が私達に言い残した話しをする決心をした
ーー-ーー-ー-ー-ー-ー-ー-ー-ー-続く~~~
2軒をブチ抜き広く家族仕様に改装されていた
その古いアパートでの出来事は遠い昔話しにさえ成らなくなり
昔誰が住んで居たということすら知らない程の時間が流れていた
全ては時代(トキ)の中に埋もれていった
そんなある日のそのアパートに一組の家族が引っ越してきた
家族構成は夫婦と二人の子供どちらかの親であろう老婆の5人家族
子供達は4才の姉と2才の弟と
母親のお腹の中にはもうすぐ生まれるで有ろう新たな命も存在した
ご近所には子供達と同世代も多く
社交的な母親と老婆に連れられ
町の噴水広場へ子供達を連れ遊びに来ていた
そこに集まる母親達と社交的な挨拶を交わしながら
いつしかご近所さん達とも仲良くなり子供達にも沢山の友達ができた
月日の流れは早くアパートに引っ越して2年後
3人目の子供が2才を過ぎた頃に母親の母(祖母)が他界した
祖母が他界して1年に成るだろうか?
7歳の長女が母親の異変に気付いた・・・・
真夜中に長女は不思議な物音を聞き目覚めた
ベッドから起き上がり子供部屋の扉の前に立ち物音の正体を探ろうと
静かにゆっくりほんの少し扉を開いて見た
すると母親が小さなランプを持ち子供部屋を通りすぎた
長女はアル言葉を思い出した!
母親の行動を見るためにもう少し扉を開き顔を扉の外へ出した
すると母親はローカの突き当たりに有る
屋根裏部屋の扉を開きその中へ入って行った
真夜中に屋根裏部屋・・・・!
祖母が亡くなる前に言い残した話しを思い出した・・・・
祖母が残した言葉・・・・
[このアパートの屋根裏部屋には秘密の部屋が有る、もしお母さんが真夜中ひとりで屋根裏の扉を開いたら、この鍵を使ってあなた達がお母さんを守りなさい!]
長女は祖母が亡くなり1度
屋根裏部屋の扉を開けて中に入ったがそこには屋根裏に続く階段が有った
階段を上がると物置に成ってる屋根裏が有るだけで
祖母から貰った鍵が必要な扉は無かった!!
だから何も気にせず鍵をお守りとして持っていた
がッ!実はココ数日間に母親の様子が変だと思える出来事が有った
それと同時に祖母の言葉が頭をよぎった!!
長女は母親を追いかけ屋根裏部屋の扉の中に入ってみた
母親が何をするために真夜中に屋根裏へ行くのか気に成ったからだ
扉の中に入り階段を静かに上がり始めたが・・・違和感?!!
階段の上はオープンに成っている・・・なのに母親が持って上がったランプの明かりが見えない?!
長女は階段の途中まで上がり様子を見ようと思っていたが
明かりが見えないのが気に成り
そのまま屋根裏部屋まで上がった・・・がッ・・そこに母親は居なかった!!
長女[どういう事?、この部屋には他の扉は無かった!、1年前に入って調べたのに・・・?、お母さんドコ!!、おばあちゃんあの鍵で入る部屋、ドコに有るの!!、おばあちゃん・・・このままじゃお母さん助けられないよ!・・・・・!]
仕方なく子供部屋に戻り
もう一度祖母の言葉を一語一句思い出そうと考えだしたが・・・再び睡魔に襲われ眠った
次の朝学校の準備を済ませ
朝食の席に付きボンヤリ母親を見ていたが・・・・・アレは夢?!
昨夜の出来事について夢と現実の間で揺れ動いている自分を感じていた
その時だった母親が
「早くしなさい!、学校に遅れるわよ!!」の声にハッとした
母親の言葉で慌てて学校へ向かった
その日の夕方家族全員で夕食を済ませ子供達はお風呂
お風呂に入る時は長女が弟(5才)と妹(3才)の面倒を見ながら一緒に入る
お風呂を済ませ子供達は子供部屋へそのまま就寝の時間となる
だがその夜は弟と妹がなかなかベッドに入ろうとせず
長女の両脇にしがみ付いていた
長女は仕方なく
「二人とも早く寝ないと、明日の朝起きられないよッ!」とうながした
すると小さな妹が
「眠りたくない!」わがまま?!
それに次いで弟まで
「怖い夢を見るから嫌だ!」と話す
・・・・・怖い夢?!!
小さな妹までも
「凄く怖い夢!、お母さんが・・・・・!!(涙)」
弟は
「お母さんが・・・真っ暗な部屋で・・・、誰かを・・・殺す!!」
小さな妹は
「誰かに私よばれたの?!、その子泣いてるの、・・・でも真っ暗で見えないの!!、寝るといつもその子が私を呼ぶの、だから怖いの(泣)」
弟も同じだった二人とも同じ夢を見ていた
だが長女はそんな夢は見ていない・・・・・
祖母の言葉を思い出した
[あなた達がお母さんを助けるのよ]・・・・あなた達・・・
長女[私ひとりじゃダメって事だよね・・・姉弟皆一緒じゃなきゃ、お母さんを助けられないって事、おばあちゃんそう言う事だよね!]
長女は弟とまだ3才に成ったばかりの妹に
祖母が私達に言い残した話しをする決心をした
ーー-ーー-ー-ー-ー-ー-ー-ー-ー-続く~~~