神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

鳥になった少年[5]

2023-06-11 01:38:00 | 短長編小説
時空(トキ)が歪む世界に迷い
いつしか2年の年月が流れていた

あの不思議な体験を覚えているのも私だけ・・・?!

そんなある日当時3才だった妹が・・・・・・!!

「お姉ちゃん、夜中に目が覚めたの・・・そしたらねローカで足音が聞こえて、ローカに出たらお母さんが、屋根裏部屋の扉の前にいたの、私ねお母さんの後追いかけたけど扉・・・開かなかった?、屋根裏部屋の扉に鍵なんか無いでしょ、それなのに鍵穴が有ったの?、それでね昼間扉に行ったけどやっぱり普通に開いたし鍵穴なんか無かった、でも昨夜は確かに鍵穴は有ったの?、お姉ちゃんこれってどうなってるの?!」

長女は[・・・まさか!!、時が動き出したって事?、お婆ちゃんの時計が動き出した?!]

長女「ねえ、一階の柱時計の音聞いた?」

妹「・・・・・アッ!?、うんッ聞こえた!、3回鳴ったよ」
長女「本当に3回鳴った?!」

妹「鳴った!聞こえた!!」
長女「その後どうなった?!」

妹「気が付いたら朝だった?!、アレッ!?・・・いつの間にベッドにもどったんだろ?!?、お姉ちゃん何か変だよ!!」

長女[お婆ちゃん・・・本当に時間(とき)が動き出したの・・・?!]

妹「お姉ちゃん・・・・?!」
長女「・・・あッ!ゴメン、その話しは弟が帰って来たら、3人でもう一度話そう・・・」

妹「お兄ちゃんと一緒に・・・笑われたら嫌だ!!」

長女「大丈夫!、笑ったらお姉ちゃんが叱ってあげるから!、だから夜寝る前まで待って」

妹「解った・・・・・?!」


・・・・刻々と時間が過ぎる・・・その日の夜・・・・・

弟を部屋に呼び話しを始めようとした時だった・・・・・・

・・・・先に弟が口を開いた!?

弟「あのさァー、僕・昨夜変な夢見たんだ、多分だけどお婆ちゃんが出てきて話しを始めたんだ、お婆ちゃんが指をさしたんだよね、屋根裏部屋の扉の前にいた妹を?、ワケわかんなくて・・・そしたらお婆ちゃんが話しだした、(早くしないと手遅れに成る)そう言ってた、何の事だか解らないけど、柱時計が3回鳴った時に3人一緒に鍵を開けて、お母さんを助けなさいって言ってた・・・変な話しだと思わない??」

長女「そう・・・言ったのね、やっと解った、3回鳴ったらお仕舞いじゃ無かったんだ、3回鳴るのが合図だったんだ・・・」

弟妹「お姉ちゃん??、どうかしたの?」

長女「妹ッ!、昨夜の出来事をお兄ちゃんに話してあげて!」
妹「解った、話す!」

妹は兄(弟)に昨夜の出来事を話した・すると兄(弟)は
「そうだよ、そんな感じだった、お母さんの後を追いかけるように妹が扉の前に立って、ドアノブをガチャガチャしてたよな、なんで扉開かないんだって見てた、本当に鍵穴なんか有ったのか?、鍵穴なんか見たことないよ寝ぼけてたんじゃ・・・、だったら僕が見た夢もウソに成るよな?!、でも見た夢はウソじゃない、だから妹の言ってる事も本当の事に成るよな?!、でもどうしてこんな夢を・・・・・???!」

妹「私は夢じゃないよ!本当にお母さんが入って行くの見たんだから!!」

長女「解ってるよ、2人の言ってる事は全て真実だよ、2人は忘れてるようだけど今から2年前にも同じ様な事が有ったの、その時は屋根裏部屋の中に入って階段を登ったけど私には何も見えなかった、でも弟は階段の上の扉が開かなかったって言ってた、妹は昨夜と同じ屋根裏部屋の扉が開かないと言ってた、私達3人は同じ時間の違う空間に居たの、その出来事が有った次の夜3人で一緒に寝たの、そして同じ夢を見た、同じ場所に居たのに見えない壁があり私達は同じ空間には存在できなかった・・・3人でお母さんを助けなさいってお婆ちゃんが言ったの」

弟妹「お母さんを・・・・・助ける・・・ッ?!!」

弟は私の顔を見ながら
「2年前の話し・・・ひッひかり・の・玉・・・真っ暗で・・光・・・お姉ちゃん・・・・・!!!?」

妹「お姉ちゃん・・・・光・・・キレイ・だった・・・・よね!」

長女「うん!、真っ暗な中で光の玉が2個、とても綺麗だったよ、あなた達の心の色かもね、だから綺麗だったんだと思うよ(笑)」

弟妹「お姉ちゃんの光の玉もすごくキレイだった、お姉ちゃん、お婆ちゃんの話しもう一度教えて」

長女「解った今から話すね(笑)」

お婆ちゃんが亡くなる少し前に
私はお婆ちゃんに呼ばれて部屋へ行ったの
その時にお婆ちゃんが不思議な昔話しをしてくれたの

その話しはね・・・・・・・・・・続く~って事で~~~~


またね~~~(・・;)(((((((((((^^;)


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