Viola tricolor

今日は一体何が何だか訳わからない話です。
ドイツの種子業者から入手した物の中で、何やら怪しい物がある。
怪しいどころの騒ぎじゃなく間違いなく出鱈目。
イタリア・コルシカ島のスミレのViola corsicaで発注した５０個の種子から
秋に蒔いて発芽したのが２０個。そのうち成長の良いものが本日開花した。
何だこりゃ？２つとも明らかにコルシカではない違う物だ。
一応見ただけで判断するのも失礼なので撮影し帰宅。

再度確認！こりゃViola tricolorに間違いない。いわゆる園芸種のビオラの元の原種。まあドイツ人もピンキリだろうし、間違いもあるだろう。

しかし、同じコルシカの５０個の種子袋からこんな物も開花した。
これはViola arvensisじゃないのか！
このV.アルヴェンシスは別袋で購入してる。それは発芽率も良く９０％の発芽率。
今後大きくなってどんどん開花するのである。
もう一体どうなっちゃてるのか？意味不明。
またこの２種をどんどん掘り下げて調べてゆくともっと怪しい事が発覚。
Scientific synonymsと来たもんだ。これは別登録されているが同種となったと言う事で、実は色は違うものの今では同じと判断されている。
実際は地域変種としてのバラエティーです.
本名もViola tricolor var.arvensis
オイオイ、コルシカは何処行っちゃったんだ？まだドイツにいるんじゃないの？笑
まあ、何処の業者も十何年もこんなことの繰り返し。可愛い花だし元気に種を残してくれれば勘弁してあげよう！もうドイツもこいつも信じられネー！次はアフリカと南米だ！