5月15日三国ヶ丘道場 小手返し
武道の身体の使い方は
合気道、空手、居合など本質は同じです。
中国拳法や各種拳法でも
しかしどうして教えないのかというと
まだまだマイナーな技術だからです。
しかし、今
武道や武術の口伝とその意識操作・身体操作は
国外に流失しつつあります。
中国やヨーロッパの国々では日本の武道の口伝/秘伝を
本腰を入れて集めています。
日本人は日本文化を学ばなくなってきていて
いずれにしても
口伝・秘伝が外国人にどんどん流れていけば
おおきな代償をはらう時代が来るということもあり得ると思います。
中国に居合道の先生を派遣して、自身も指導者育成に
携わっておられる先生に直接お聞きしましたが(2021年夏)
中国はアニメだけではなく日本の武道を本腰をいれて
急速に吸収していく戦略を
たてています。
武道の本質のなかの本物である
「むすび」というテクニックや口伝を外国に伝えるということは
魂を売るようなもの、と思っていましたが
茶道、武道にかかわらず、アニメの世界でも
もはや日本人には「むすび」といった固有の武道遺産を守る意識
の方が少ないのも事実です。
それを考えると
むすびという極意(意識を究めていった操作)も
いずれは広まっていくと思います。
ちなみに「武術むすび」をきちんと
身に着けて指導できる方はごく少数派であるとここに書いておきます。