合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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武術むすび

2023年01月15日 | 合気道
当会では、武術・武道に全く関係の薄い
日常生活の中でも"むすび"を学びたい・知りたい・使いたい
という方がむすび階層レッスンを申し込まれてきます。

そういう方向けにします、本日のブログは。

むすびというのは、
簡単に言いますと、自分以外のモノ・人を尊重するということ。

これは、
単なる言葉ならべで終わらないところに
むすびの現実性があり、

日常生活に応用できる理由があります。

では、むすびがないと
本当に、モノ・人を大切にできないのか?

答えとして、「いいえ、大切にできます。」

では、むすびという意識の技を使うと
どうなるか。
それはブログで言葉を綴っても時間も時数も足らず
満足いく答えを書く自信がないため、
次のことで補いたいと思います。

モノ・人を大切に扱うとは、
⒈ 自分と相手を別のモノ、別の人として大切にする(尊重)。
2. 自分と相手とが一体。つまり別々のものとせずに大切にする(尊重)。

この2つがあること。
本当に分かってほしいところです。

どっちでも同じだろう。
結論から言えば、そう!
どっちでもいいものです。

そう言ってしまえば元も子もないですね。
しかしはっきり違いはあります。それも雲泥の差があります。

ポイントだけ整理して述べますと
①自分と相手が一体となったほうが楽。
②一方通行的なもの(お互い)ではなく、一体化したら双方向に
お互い大切にするという意識となる。

言葉での説明には限界がありますので
12月25日にむすび階層A1.レッスンを初めて受けられた方の感想(レッスン後)
をまず読んでください。

以下、生徒さんからの受講後の感想です。

《2022年12月25日》講座名:むすび階層A1.A2.A3.
むすび3講座を受講された生徒さんから、lesson感想のメールが届きました。


山﨑様
 昨日は連続3講座の大変懇切丁寧かつ細やかなご指導、ありがとうございました。
これをしっかりと身につけると『人生が変わる』と思いました。
 この感想を読まれた方は、
「そんな大袈裟な」というお言葉が聞こえてきそうですが、
 実際に受けられると私の言っている意味がわかると思います。
 私は大学時時代に合気道を修練していましたが、実際には技は掛からないという理由で、
卒業後には続けませんでした。
 山﨑様にもお話ししていませんが、
ここで合気道を再びやってみたいと思いました。
それには、まずむすびの基本をじっくりと自分でやって行ってからだと思いました。
 お世話になりました。ありがとうございました。
 少しでも自分でご指導いただいた感覚ができたら、
改めてご指導いただきたいと思います。
 どうぞ、よろしくお願い申しあげます。
 
<大阪府吹田市 男性@@ @@>


JMMAの各レッスンを受けられた方が
メールで寄せられた感想は、以下のサイトでご覧いただけます。
受講者感想JMMA主催の護身術講座、氣の講座、合気道等各種レッスン/講座に参加された生徒さんが後日当会に寄せられた感想の一部を紹介しています。


むすび的な生き方/過ごし方

人は、社会で生活しています。
野生動物とははっきりと違います。
本能のコントロール下で生きる動物たちとは。

その分、人間は失ったモノも少なくなく
その一つが、むすびという意識技です。

正確には、失ったというより
埋没してしまっているというほうが正しいです。
その潜在化した意識の技を
表に出せるということです。

これは、だれでもあります。
しかし、
そんなもんは、必要ない。
普通の生活では必要はないのです。という思いの方も少なくないと思います。
それは、そうですね、としか言いようがありませんが・・

しかし、
歴史的に武術の中で必然的に
現代まで細々と伝わってきているというのは事実です。

そういうことから、少しずつ表に染み出るように
むすびという意識(氣)の技は少しずつ、本当にのろのろと
知られてきています。

しかし、何度も言いますが
普通の生活ではなんら知らなくても問題は全くありません。

では、日常生活の中でのメリットをひとつあげるとしたら。

相手を大切に扱う事から、腹も立たなくなります。
腹も立ちますが、感情として腹立たしいと、こころを乱すことはなくなります。

生徒さんからの感想文にもありましたように
むすび階層A1.を受けていただければ
今日のブログの直接のこたえがそこにあります。


▽鴻心館合気道 公式ウェブサイト



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