合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道を使うとは、意識を相手にむける

2020年07月29日 | 合気道
合気道を使うためには
意識(氣)を自分にではなくて相手にむけることが大事です。
今の社会情勢で考えてみましょう。

コロナが拡大がなかなか収まらないのは
私の考えですが、合気道の意識の使い方と同じです。
それは、
『意識を自分以外の他人にむけないから』です。

ニュースで、街灯インタビューを聞いていても
みんな、「自分の事だけ」に意識がむいています。
そんなコメントが目立ちます。
(おそらくTV側が意図的な編集をして出しているからかもしれません)

自分の心配ではなく、他人(自分の外)の心配に意識をむけないと。
自分勝手な意識(自我)でいる方が大多数いれば
相手を思いやるこころ、行動はとれません。
行動は抑制(ブレーキ)です。
ただし、抑制したからといって感染しないということには
ここまで感染者が増えた今となっては、どのひとも例外なく他人事じゃない。

それでも人のことを気遣って生活していきましょう。

その人のことをちょっと気遣って行動が
とれないという事は、自由気ままに行動するという事です。
コロナ感染を防ぐという事は、「感染させない技を使うという事」です。
それは、相手のことを考えて行動を選択するという事です。
自分に向ける意識がつよい、のではいけません。
神様も味方してくれません。

合気道の使い方でも一緒です。
自分に向ける意識も必要として当然あります。4つあります。

しかし、
合気道を使えるようにするためには
相手に向ける意識が5つ必要です。
この意識の使い方の元ネタ(秘伝)はあります。
私はそれを合気道を始めてからいままでの間で、ごく最近arrangeして
一応の完成をみましたので、ここで書いて紹介しているわけです。

相手に向ける意識。
それ自体が何か作用を起こすわけではなくて
意識をむけると、相手と一体になれます(ある条件がつきますが)
カンタンに言うとそういう事になります。
相手と一体になるというのは、
この言葉以上の中身がそこにはあります(この言葉の意味を翻訳できないと意味はないということ)

一つだけいえば
三番目の意識
「からだの全ての部分の重み」それを感じることができます。
それは、
相手をコントロールできる準備ができているという事です。




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