少年部は礼儀正しい人となるために学んでいる

合気道少年部(高校生未満)の合気道を学ぶプライオリティ
それは

第一　礼儀正しい人となるため

第二　自分が自分がという意識から、人へ人へという意識が大切だと学ぶため

第三　「はい。」と言える子になるため。

第四　健康(成長過程の一環として)のため

第五　護身のため(大人の護身とは異なります)


第一の礼儀正しさは、
子どもの場合、身体操作とともに学びます。
つまり体を実際に動かしてという意味です。
大人の場合は、意識から変えないと、ダメです。
お茶の作法とか、そんなことではなく
実際の身近な社会でのコミュニケーション、ちょっとしたことで
ちょっとした仕草、挨拶がとれるという常識程度のことです。
道場では、その環境をつくりだしています。
環境というのは、お互い子どもどうし挨拶するということ。
「キチンと座って」『きちんと立って』『前をむいて』『人の稽古を見て』
そういう環境を意図的に作り出し
そこに新しい子どもが入門してきたら
環境があれば、それに自然と周りの先輩と同じことができるようになるという事です。
ただし、ひとりでも、その子がいればまわりの雰囲気が悪くなるという場合があります。
そんな人は、何回か注意して、それでもだめなら辞めてもらいます。
子ども相手でも「辞めたほうがいいよ。」とこれからいう事にします。