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『構え』言葉のむこうに何を見てるんだ『上級者編』

2022年04月03日 | 合気道
・各武術には「構え」それぞれ形があります。

本日は上級者向け内容となります。
構えは、相手の情報を動物の脳力で処理して
相手の戦闘力を計測して
自分の筋肉にフィードバックする。
ここまでを「構え」といいます。

ですから、ただ形をとって相手に技を出す準備
そういう表層的なものではありません。
ですからベジータのスカウター(ドラゴンボール)みたいな
ことに似ています。

では人間以外の動物はどうかというと
本能で「構え」を取っています。野生動物なら。
本能としてプログラミングされているというほうが正確な
言い方かもしれません。

では、人間の場合「構え」はどう学んで身に着けていけばいいのか
ひの学びの方法はいくつかありますが

私は一つしか実際には知りません。
その一つのわかりやすい例(実態=身体操作)は形意拳の開式にあります。

ここに空手や合気道、柔術のもとが詰められています。
形が大事なんですが、
その形の上にさらに何に意識を置いてどうやっていくと
いいのかというのは、意識操作となります。

ここにYouTube動画なんかでは絶対に盗めない理由があります。
意識操作は実際に先生に手を取って教えてもらわないと
永遠に一人では(一代)では100%無理です。

昔から相伝で一対一のマンツーマンレッスンでしか行われてこなかった
理由がここにあります。(意識操作のため)

意識操作といっても、氣の操作といっても
あるいは皮膚操作といっても間違ってはいませんが
絶対に手をとって教える以外にはないと思います。

昔々、その昔の武術は
その「構え」が当たり前のこととしてあったので
いつの間にか、「それ知っているよね!!」ということで
スルーっと武術稽古に入っていったのかもしれません。

そのうち、長い年月の経過の中で
「構え」だけを単に教えるというようなことは置き去りにされていったものと
思います。

「構え」を別の言い方(武術用語)で手を取り教えてくれる
先生がいたら
そこを離れてはいけません。
そういう先生は貴重な存在です。
まず日本にも5人とはいないと思います。






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