合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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日本一易しい合気道講座⑧☘Kousinkan15周年記念ブログ🍀第68号

2017年06月19日 | 合気道


写真の(オ)について

少しだけですが説明を加えます。


◆世界一簡単な合気道、世界一難しい(裏)合気道◆

(注)合気=裏合気道

合気道はよくわからないし難しい!

きっとそう思っている人は少なくないと思います。

確かに合気道は易しくはありません。

どんな武道であれ、「易しく、簡単」と言えるほどホイホイと習得出来るものはきっと存在しないはず。

ただいろんな武道、武術の中で、合気道がもっとも簡単な武術なのも本当です。

考えても見てください。

難しい武術だったら、こんなに世界中に広がり、合気道修行人口が多いはずは絶対にありません。

簡単ゆえに、こんなに普及したのだと断言できます。

それに対して裏合気道、つまり”合気”の難しさは、世界的にみても有数のものです。

身体操作の形やタイミング、パワーの解析からではいつまでたっても

本物の合気は理解できません、

この”合気”

日本人でも出来ないことが多く適当に使ってるぐらいですから

外国人が裏合気道(=合気)を完全に理解しようと思ったら、日本語習得どころの騒ぎではないかも知れません。


それを踏まえて、実はその合気道

2層構造になってます。


一層目が身体の動き中心にある層。これが今現在、世界的に広まっている合気道です。

2層目が「裏合気道」と私が読んでいる≪合気≫です。

繰り返しますが、合気道は世界的に広まっている武術のひとつです。

また、もっとも実用的で練習も苦痛を伴わないものです。

合気道の型名称をご存知でしょうか?

「胸突き小手返し反対転換」とか「両手取り天地投げ入身」とか

合気道の型練習は(単純に)重要な順に並んでいます。

これは重要度順であり時間経過順でもあり、間合い順でもあります。

「誰が」、「どうしたorする」、「何をする」を並べてあります。

これは人間の思考の順番に同じ。

だから基本が身に付けば思うがままアドリブで動いても(型を演じても)つっかえたり順番がおかしくなったりしません。

では、その簡単なはずの合気道、世界的メジャーにまでなっている合気道になぜ難しく思う人や、

苦しんでいるひとが少ないながらいるのでしょうか?

それは、先ほど述べた構造的(2層構造)なこと、

もう1つは練習の仕方に大きな問題があります。

●合気道は合気道であってひとつ

合気道という1つの武術を「体術」「剣」「杖」「片手取り」「受け身」などなど、

細かく分けて考え練習する傾向があります。

合気道はやはり合気道なのです。

「剣」というジャンルは存在しません。

剣を持っているけど合気道だし、

また合気道代表選手でもある=四方投げ

それに杖、剣、体術の区別はありません。

●合気道を学ぶということは、

合気道を「使う」ということです。

合気道が「できる」ひとは例外なく型をたくさん練習している人です。

そしてある程度≪合気≫ も知っている人です。

合気は英語で言えば文法に相当します。文法をしらないと魔法も使えませんから。

合気道を「使う」ことは

ずばり言いますがをやり蓄積することです。

型をインプットして続けていくことです。

しこたま型を続ける

型をむちゃくちゃ数をこなして

この「し続けていく」ことで合気道を自然に記憶してしまいます。

無意識の領域にいくことになります。

こういう「無意識」の領域でなければ合気道は身に付きません。

考えて動かなくてはいけないようでは

人間(敵)の思考や動き「先」についていけないからです。

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