合気道への疑問
1.合気道は護身として役に立つのか?
初段(黒帯)の実力はどんなものですか?
2.試合がないのはどういう理由?
3.空手と合気道を同時進行で学べますか?
4.呼吸投げって本当にできるのか? 効くのか(効果がある)なぁ?
5.運動としてはどうなんですか?
6.合気道習って得るものは?
今日は、
最初の問い1.に対する答え
A.合気道は護身として役に立つのか?
初段(黒帯)の実力はどんなものですか?
Q.お答えします。
一般的な護身として学ぶのであれば問題はありません。
ただし、
緊急を要する案件
相手が工作員やプロの殺し屋の場合
この2件の場合は役に立ちません。
合気道は、古流柔術が元ネタです。
令和のいま、
合気道の指導者も稽古者も、
特殊工作員や殺人のプロを相手にしたコンバットを頭の片隅において
指導しているわけではありません。
当会もそうです。
ですから、生徒さんの入会希望/目的をお聞きします。
それから
合気道の効能や良い点を述べて
納得していただいて入門となります。
では、
一般的な護身とは何でしょうか、
私たちは、
相手が戦闘のプロ相手に稽古をしていないことは述べました。
合気道で学べる護身術は、それ以外という事になります。
相手がプロじゃない場合です。
しかし、
合気道を軽視するのはちよっと早いこともあります。
合気道を戦闘として修行していくと
時間はとてつもなくかかりますが、合気についての実力がつくにせよ
勝たなくても、ただでは負けない技術や意識は身についてきます。
武道武術は、本来は生死を超えた修行を蔭にもちます。
数年でどうのこうのというより、
合気道を武道として他のこと(恋愛・金儲け・その他すべて)をほっておいて
合気道を本気でやっていればという事です。
100%の1%に本気になるのです。
受験も一緒ですね。
志望校に合格するためには、
1年や2年
恋愛もゲームもテレビも友達との遊びもすべてをほったらかして
勉強する。
1%に向き合って、それを徹底して身に付けることに活路が‥
映画はみたい、友達とも遊びたい、漫画も読みたい、恋愛もしたい
これでは受験や武道を身に付けることはほぼ不可能です。
国家試験も同じです。
公務員試験に合格するのも同じです。
覚悟がないとダメです。
必死になれない人は落ちます。
本気でないと暗記もできません。
がむしゃらに気違いになってやることが人生には一度くらいはあります。
初段になるとき
医学部などの受験のとき
この人だと思った人に告白するとき…
二兎を追うものは一兎をも得ず。
ですね。