歩くから倒す‐その2
町ですれ違いざまにこうやって倒す事ができる。
だから合気は怖い。
人を見て教えないとー悪用されてしまうという事です。
何気ない顔して近寄ってきて、パタンって倒されて
「大丈夫ですか・・」って声かけて車に乗せて連れ去る・・・
私が合気を本当に信じられる人にしか教えない理由は
ここにあります。
原爆を持った国は絶対に外交の手段として
抑止力としてしか使いません。
使うぞと、ミサイルに搭載して打ち込むぞという姿勢を見せるだけです。
大雑把にいえば、合気もそんなもんです。
「オラぁ、コラァ」って言って使うものでは無く
笑顔で近づいて、ひょいって倒して頸動脈を斬ることもできます。
例えばの話ですが
だから練習生の言動を普段から観察しています。
三段になって
教える教えないは私が決めます。
200%教えても悪用しない人にしか教えません。
これは私がケチとかのそんなちっぽけな理由ではなく
責任があるからです。
核兵器を持つ国、経済大国、社長などそれなりの
力を持つ者は、それぞれの立場上責任というものがあります。
だから私も上のような合気技術を誰にでも気軽に教えられない。
そういう責任があります。
刀をきちがいに持たせると怖いのと同じです。
合気は日本刀やピストルとは違い目に見えない技術だけに始末が悪いものです。
追記・・・
60才になれば
いったん指導を下りるかもしれません。
一端身を引いたら私は誰にも教えないつもりです。
先の事ですから
その時になっていたら
案外と70才までやってみようと思っているかもしれませんが・・・