合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気(道)の技術で山を歩く① 合気道鴻心館軽登山部

2016年08月18日 | 雑記
★登山(山歩き)

 筋肉痛はなぜ起こる?
 
 それは

 筋肉を使うから
 
 それも異常に使うため筋肉がオーバーワークになります。

 じゃあ、

なぜ普段の生活では筋肉痛が起こらないのか?

 それは人間社会で生活しているから

(われわれは2足歩行の世界に生きる為)


 人間が2足歩行をするのに適した社会に生活している限り
 
 普通に暮らしているには

 めったに足の筋肉痛には悩まされないもの


 ところが動物のすむ世界(山など)に足を踏み入れれば

 つまり登山

 私のような普通人は筋肉痛に程度の差はあれなるものです。

 じゃあ、私のような登山を専門としない人はどうしたらよいのか?


 『動物になればいいじゃん』

 それが答えです。

 野生4足動物になれば解決

 今回もそうして山に登りましたが

 バージョンUPしてさらに

 木道などでは四足動物

 急坂・ゴロ岩などは昆虫に(6本脚)なったりも


 その意識身体操作の結果、

 今回の登山(4日間)では全く足の痛みも違和感もなく

 標高差1000m以上のUP&Downを

 苦もなく普通に歩けたのです

(ホントに意識操作が・・・私が一番ビックリしていて、こんなにも効くものかと)


 若い人(大学登山部)

 山登り専門の方は私のような技術は必要ありません

 なぜなら

 足の筋力・身体能力が高く

 チマチマした裏技をつかわなくても

 ほぼ足の力で山登りができるからです。



 ただ私のような普通の人の場合は

 いろんな技術を使わなければ

 2000メートル級以上の登山や、

 6時間~8時間を要する

 通常のアルプス系登山はきついと思います。

 
●2足歩行の欠陥

 普通、人は

 2本足で歩く場合、微妙に揺らぎながら

 バランスを取って前に進み

 後足で蹴って前に進みます。

 2足歩行には、そこに落とし穴があります。

 どういうことかといえば

 ほんの少しですが、左右に揺れながら歩くため

 長時間の坂道や山道(舗装のない、ガレ場や泥濘、滑りやすい場所などの自然のみち)

 にはバランスを必ず足でとっています。

 接地ポイントが足であるためあたりまえですね。

 つまり踏ん張る動作が絶対にあります。

 この踏んばるという動作は昆虫は後ろ足ではやっていません。(後脚の役割ではないということ)


 昆虫の脚は、3対あり後ろの脚(人間でいう足)は蹴る目的(跳躍)で使われています。

 人も昆虫の後ろ脚のように蹴る(前に進むだけの仕事)事だけさせれば

 疲れないだろうということに気付いて

 それを応用して槙尾山(和泉の山)で意識練習した結果

 これはいけると・・・

 


 じゃあ、左右に揺れることでなしで人の2本の足に負荷をかけずに

 歩くためにはどうすればいいのか


 その答えが両手

 つまり手。

 (=昆虫の二対目の前脚)を使って体幹を固定して

 プレさせないように操作をします。

 これが私の使っている登山技術です。

 簡単にいえばこういうことです。


 その結果、足は本来の蹴るだけの仕事しかしません。

 町歩きと同じ労力で2000m級の登山が簡単にできます

 こう文章で書くと簡単ですが

 実際はいろんな法則(合気的身体操作・意識操作)・技術を使って登りますが・・・

●疲れとは

 弐本足(脚力によって)山歩きでは

 足全体(筋肉も含め)でバランスをとれという

 指令が

 信号として脳からでています。

 そうしないと転んでしまうからです。

 積もり積もって・・・

 これが疲れたなぁと感じる原因


 疲れは脳(神経の元締め)が知らせてくれます。

 私の登山歩行技術(鴻心館流登山術として普及させようか考えています)では

 身体本体、つまり胴体のバランスは前脚(両腕をつかって)で取っています。

 実際に今回の11時間下山の概要は以下の通り

 (下山といっても、高天原からはいきなり登り、沢を5つ超えるup・downで薬師沢小屋まで約5時間

  ・薬師沢小屋から太郎平までは急坂を登り4時間、太郎平から折立までほぼ下りが2時間、

  合計11時間ちょっとの登山
  

 超ハイブリッドで登ると

 絶対に疲労はゼロ
 
 今回登山でそれが証明できたのが

 大きなお土産となりました。

 
 ・・・・

 疲れないためには

 登山で

 第一の脚 ・・・ 目(意識は第三の技術)

 第二の脚 ・・・ 両手(関節6つ使う)

 第三の脚 ・・・ 両足

 これが昆虫(6本脚)の世界

 疲れない、合理的な動き

 (分かる人だけ分かってください)


 合気道鴻心館 軽登山部でした・・・
 

 
 
 
  

 

 

 
 
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