合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido 【日本合気道鴻心館 1/25】

2014年01月25日 | 合気道
☆平成26年1月25日(土)
【合気道修行 その1】
―合気道修行 その1―
合気道の一系統に岩間スタイルがあります。こう呼ばれるのは
合気会本部とは技の相違点があったためと知られているところ
です。
岩間と言えば斎藤守弘氏ですが、私は以前のブログでも書いた
とおり合気ニュース記事にみられる斎藤氏の文章を読んでいて
も、この先生は植芝盛平翁を神のように尊敬されていたという
感じをうけたものです。
実際に、「岩間スタイルが開祖直伝」であると言われているよ
うに、植芝盛平翁の教えをきちんと守った方だと言えます。
ここの稽古方法は厳しく、「手加減は失礼にあたる」という考え
をもって指導すると、私の師は仰っていたことでした。
岩間道場には控室があって(今現在もあるかはわかりません)そこ
で、修行者は寝るらしく(一時期の滞在者用と思います)、言い伝え
があって「ここで植芝先生の夢を見たら、合気道がうまくなる」と
教えてくれたそうです。
技の修行のみならず、掃除の仕方、箸の持ち方、合気神社の掃除から
生活自体、そのものから合気道を学び取るというような場所だと
いうことです。まさしく内弟子生活です。内弟子というのは合気道技
のみを一般練習生のそれとは別に特別に学ぶというものではありません。
生活を通してから合気道を学ぶ事です。それが今はほとんど見られない
内弟子のスタイルです。内弟子の生活からは様々なこと、宝を学びと
れます。
私は、25歳のとき一週間、表千家に泊まり込みで講習会参加をしましたが
食事、掃除、みずやまわりの仕事、挨拶、畳の歩き方などなど・・・
指導して頂いて芸事の厳しさに触れたことがあります。合気道でもそういう
生活を例え1年でもすれば10年以上習っている以上に得るものはあります。
毎日、合気道の指導や探求、鍛錬をしている私でさえ、時間がもっとほしい
と常々思っているくらいです。
そんな内弟子生活を真面目にしたい人がいれば、私のところでは1名は可能です。
一名と言う理由は、事務局で泊まれるのが、一人が精いっぱいだからです。
まずこの時代そんな人はいるとは思えませんが、もし仮にもいれば面倒はみま
す、ただし1年間限定です。

【達人‐植芝盛平‐その10】
―簡単だなと思わないこと―
植芝盛平先生、藤平光一先生の言葉(教え)は簡単である場合が多いです。
簡単と一口に言っても語弊はあります。しかし簡単なあらわされた言葉
という裏には実に奥深い物事の真理が隠れています。藤平光一先生の四大
原則にしても簡単な言葉が並べていて、簡潔に述べられていますが、これ
などは自己の体験がなければ、分かるような気分になるけれども、理解し
会得できない典型です。
達人といわれた合気道の先生から学ぶべきは、型だけ、つまり表面だけで
は決してありません。先達の修行過程、つまり藤平先生が歩んでこられた
道を自分なりに歩まないと四大原則は絵に描いた餅となります。
ここが現実の合気道の問題点です。完成した形のみをそのまま受け取った
だけで終わってしまうという事です。

【百舌鳥八幡道場 合気道】
本日も百舌鳥八幡道場にて早朝練習を行いました。
午前7時から始まるこのクラスは現在茶帯練習生がおもに杖を練習して
います。
今日は少しアクシデントがありました。
6時50分に練習場に着いて鍵を開けようとしましたが、鍵が合わないのです。
管理人さんに電話連絡をしたらすぐに来ていただけました。
鍵を新たに変えたという事でした。15分遅れで練習をスタートした次第です。


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