合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

美しい武道それが合気道《明月会ブログです》

鴻心館合気道15周年記念ブログ18号

2017年02月08日 | 合気道
合気道を学ぶ場合に一番注意しなければいけない事は

今の日本の常識で見ては、考えてはいけないということです。

合気道は、武術で

その成立までの歴史は、

人を殺す技術としての歴史を持ちます。

つまり、生死を扱う「武」であるというのが本質です。

だからその技術、術理に世界の注目も集まり、関心を持たれます。

現在の武術と室町時代のそれ、戦国の世のそれ、江戸時代の武術とは違います。

外国人にはこんなことを注意しなくても合気道を尊ぶ精神の

源流には、生死観があると分かりますが

平和の平和だけが現実だと大多数の人が認識している

そんな中で武道をすることは本当は実に難しいといえます。

統一体一つにしても

本気で取り組む人はほぼいない現実があります。

本気というのは、言葉だけの本気じゃなく

身に染みての本気ということです。

そういう環境がない世界で合気道をしてもスポーツ的と捉えてしまいます。

日本より世界で武道が盛んなのは

以上のような理由からです。

武道は日本の文化ですから

もっと真剣にやれば

平和な国でも十分役立つはずです。


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