合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

美しい武道それが合気道《明月会ブログです》

極意とはナニカ? その2.

2020年05月30日 | 合気道
意識を極める

「意識を極める」というのは武術の本質です。
それは確かなことです。

もう少し付け加えれば
形(型)や套路の前に基本的な形が存在します。
その「基本の形」は
合気道の達人と呼ばれる方や
柔術の名人・達人ともいわれる方に
まれに見せれられることもあります。
(とくに合気道の@@師範)

では、極意といわれるものは「身体操作」なのかというと
そうではありません。
身体操作(基本的な形)は、
武術の本質に迫るための
第一段階である扉(入口)みたいなものでしかありません。

まず、その入口としてある「基本的な形」を知る必要があります。
その際に
表裏一体として必然的なところに"意識"が関係してきます。

では、結果、形(身体操作)が大事じゃないのか?
と言われると思います。
でもそこはそうではないのです。

まだその先があります。
そこが極意というべきものの一つであることは間違いありません。

極意といわれているものの習得の流れの概要を
一例としてあげますと、

⑴形を知る(先生の指導の元)

⑵その際、意識するポイントを明確に指示してもらい
 その通りの意識操作を行う。

⑶自分の身体を素材としてやっているので、はじめて@@に@@があらわれる。

⑷その@@を身に染み入るように覚える(実際は自動的に記憶されます)

⑸次の段階にはいります。
 それは、もう⑴を作らなくても
 形はどうでも良くて、⑷を手掛かりにして動くだけで
 効果つまり作用がある。

以上はざっくばらんに書きましたが
描けないところは@@としましたが
分かる方には常識レベルでお分かりだと思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。