合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道⒗ Q&A 第二巻

2020年05月04日 | 合気道
Q1:
合気道を護身術として使えるレベルになるには長い年月と多くの稽古を要しますか?
A:
全くのデマだと言えます。
合気道を武道として立派な武道家になると決意された方なら
その通りだと言えます。
しかし、護身術として身につけたいという
切実な思いを持たれている場合。
そんな長い時間をかけている場合ではないからです。
もし、護身術として長い時間がかかるといわれたとしたら
そこは入門はやめて他の武術や護身術の教室を探すことが肝要です。

Q2:
相手の力を「受け流したりして」するのがアイキドウですか?
A:
そういうふうに合気道のことを良く聞きます。
「受け流す」というのは
受けることが出来ているという事が条件です。
では、
「受ける」とはどういうことかというと
「すべらない」ということです。
例えば、台所で使ったコップを洗っているとします。
泡でついつい手が滑りコップを落としそうになっちゃいました。
これは、コップをキチンと「受けとめている」じゃない。
コップを落としそうになったという事は、
コップの中心を取っていないのです(武術的にいえば)
相手の力を「受け流す」というのも同じです。
受ける前から、相手の中心をとっておく必要があります。
その操作をきちんと教えてくれるところはまず探してもないと思います。
(教えることができる先生が少ないという意味ですが。)

相手の力を受け流すのが合気道で間違いはないですが
では、それを教えていただけて、それを身につけるという
その過程を踏めればという条件付きだという事です。

Q3:
合気道は「女子でも取り組みやすい」武道と言えますか?
A:
言えません。
老若男女問わず条件は同じといいたいところですが
老齢の方や女子など弱者は
その戦術をキチンと合気道で学ぶことが大事です。
具体的には、「間合い」や「先」です。
それをキチンと教えてくれる道場を選ぶべきです。
なんにしろ、武道というは
カンタンに習得とか、やりやすいとか、試合がないからとか、怪我をしにくい
とか、そんなことはありません。

Q4:
合気道は「精神面」も鍛えられますか。
A:
身体を動かすところなら全て精神は鍛えられます。
ただし、条件があります。
きちんとした指導があってという事。
それだけです。

Q5:
合気道は”心を鎮める”ということが大切だといわれますが、どういうことですか?
A:
自分(合気道を学んでる人)が司令塔だからです。
つまり
その司令塔(王様)がココロが定まっていないなら
そんな国(身体)にいること自体が不安でしょうがないということです。
司令塔は、自分です。自分の分身です。
自分の中で作られた、意識の技です。
そういう意味で心を鎮めている状態を保てる
技(意識の技=身体操作)を持っているという事が大事になってきます。


以上のQ&Aは、
とても
難しい内容となってしまいました。
しかしこういう答え方しかできません。
中途半端な答えになるようなら
キチンと言葉は難しいけれど伝えないと無責任になるかと思い書いてみました。



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