「ごゆっくり」という気遣いですね。
お茶漬けにはお新香(たくあん)が一番よく出ました。
この前「ぶぶ漬けしか出せない程貧乏ですが」の意味も含まれる、と私なりの解釈をつけてますが、恥ずかしながら間違いです。心からお詫び致します。
「相手の心の負担を減らす京の人の思いやりの表れ」と解するのが、一番優しい解釈のようです。
京都は盆地で海産物に恵まれてませんので、伝統的に酢締めの魚や漬物が美味しいものが多いですね。
ただし、最近は米食が減った為か、お茶漬けを摂る事も少ないようですね。
お茶漬けの素など普及して結構簡単に美味しく食べられますので、昔ながらのお茶漬けを食べる事が減りました。
幼い頃、母が働いてまして、お昼に私はよくお茶漬けを食べてました。
その定番は残りご飯に熱いお茶をかけ、漬物ぽりぽりでサッといただき、最後に小梅をいただくコースでしたね。その為かどうかその頃私はお痩せでした。
このようにお茶漬けと漬物は付き物でした。
この漬物はそれぞれの地方で異なるようです。
写真は上から
蓮根のカラシ漬け
白菜のゆかり漬け
にんじん大阪漬け
です。
お茶漬けにはお新香(たくあん)が一番よく出ました。
落語に「パリパリのポリポリ」とあるように、ポリポリお新香を齧ってズズッとご飯をかきこみます。
ところによってお茶でなくお湯になります。
たくあんの事をを私の地方は「お香こ」と言ってました。
各地方で味がかなり違います。
たくあんの中でも糠が効いた辛めの古漬けが私は一番好きです。
食糧全般、特に小麦粉不足の今、ファーストフード(?)に手軽なお茶漬けはどうでしょう^_^
最近頂いた美味の食物、飛び魚の刺身と山形のさくらんぼです。
飛び魚の刺身は新鮮な内は実に美味しいですよ♪