とりどりの春の花が競うお花屋さん、お得意さまはどうもイマイチというところです。
コロナ禍は町の綺麗な花屋にも冷たい風を吹かせてます。
ここで見つけた勿忘草。
『勿忘草をあなたに』という歌を思い起こします。
小さな星の様な花は心惹かれるものがあります。3月から6月迄が花の季節だそうで、見かけよりずっと長命の花です。
ミモザ
アネモネ
ヒヤシンス
会社員の頃、白い器にいっぱい飾った事があります。
花屋の店先は遠い甘い春風薫る思い出になりました。
今の私は、勿忘草を見て柔らかい優しい思い出に浸るよりも、なんだか皆一番大切な思い出を忘れているのではないか?と考えずにはいられません。
それがかって世界大戦が起こった経緯です。『戦争を知らない子どもたち』のblogを上げたのもその意味です。
失礼ですが、ロシアのP様もアメリカの前T様も中国のS様も戦後生まれです。
皆戦争の実害を肌で知らない、あの大戦の起こった経緯がどんなものか、分析されていない、と感じてしまう。
大戦を起こす原因は独裁者から来ています。違う考えに耳を貸して両立させるリベラリルな思想から戦争は起きないと私は思う。
何か絶対的に頼れるものを求めて、強い権力者(独裁者)を盲目的に信奉して、これは敵か味方かと単純に捉える人が多いのは何故でしょう。正直私はどちらでも良いです。常識的に人の命や生活を壊す事が悪だと捉える事が一番大切だと思うだけです。
可憐な勿忘草から物騒な連想をしましたが、富や権力を持つから偉いのではない、という価値観をもっと底辺から進めていただけませんでしょうか。
何故ならそんなものは大きな戦いで跡形もなく崩れ去るものだし、破壊され尽くし他に人がいない世界では何の意味も無いからです。
私は別に宗教や思想を持つ訳ではありません。自分の両親が、両親の望む家庭の幸せが、「戦争」で破壊された者として心から平和を願っているだけです。