写真の石は昭和41年、南極から日本に持ち帰った石である。
目立ちたがらない子供のように、日比谷公園内にいる。
本日、私は風に吹かれて日比谷公園を訪れた。
そして初めて日比谷図書館を利用した。
それは素敵な図書館だった。
図書館内の閲覧コーナーで、地震に関する書籍を見た。
本当に読んだというより見たのである。
その中で吉見俊哉東大教授は、昭和20年(1945)から平成7年(1995)の間を、災害の多い日本において、特異な半世紀と述べている。(正確には1946~1994)
戦争にも大きな災害にも殆ど遭わない時期である。
1945年東南海大地震が起きている。
大変な被害や犠牲者を出した災害が戦後間もない日本を襲った。
しかし、その後日本はごく平穏無事な
時期に恵まれたのだ。
日本はこの好条件を利として高度成長の一途を辿った。
原発もこの時期に実現したのである。
日本人の殆どが、この穏やかで希望に満ちた日本が永遠に続くと思ったのである。
成長し続ける社会は現実のものであった。
しかし、平成7年1月、未明の神戸を中心に大震災が起きて、この夢を破った。
いわゆる阪神大震災である。
読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️
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