相模湖駅

山奥の一軒家で生まれたせいか、都会のマンションの狭い部屋で蟄居(？)してると、時々酸欠状態になります。

外の空気が吸いたくなる。

お財布の中身が乏しいのに、当てもなく電車に乗りたくなる。

殆ど病気です。

期待に胸膨らませて微笑んでるのが可愛い娘なら見られるけど、婆さんだと気持ち悪いかも、と気にしながら電車に乗ってしまう。

行き先決めて無いのです。

「脚が悪いのに危ないですよ」とか咎められるのではないか？とビクビクしながら(ホントですよ)当てのない近場の旅に出ます。

今日は中央線迄、乗り継いで参ります。スマホ頼らず、車中で紙の路線図見て計画。

どこに行こうか。

そうだ❣️「相模湖」にしよう。

丁度、山にかかる、あわよくば湖を照らす夕陽見られるかも^_^

と向かいます。

鈍行列車はガタゴト。ローカルな雰囲気が漂って、のどか。

今の時間必死で働く勤め人の方ごめんなさい。その内軍資金が尽きたら動き(け)ないので許してくださいと、心の隅で侘びながら。

ただ気持ち全体はワクワクしております。

期待の駅に着いた時、もう4時過ぎ、湖迄行くどころではございません。

そこで駅周辺をウロウロして、小間物屋で下着を購入(かなり安いので)。

何しに来たのか分かりません。

ただ、鈍行しか止まらないこの駅でゆっくりゆっくり電車を待ってると、昭和の昔に帰ったようでとても優しい気持ちになりました。

待ってる人のテンポもゆっくり、それが全然気になりません。

すっかり癒された駅でございました。

ありがとうございます♪

澄んだ空気と懐古的な町、綺麗な自然、穴場ですぞ。高尾山登山道もありますよ❣️

と宣伝したい(宣伝費は貰ってません、念のため)。