作詞北山修、作曲杉田二郎、歌ジローズ、ほぼ団塊世代であります。
つまり、今の爺さん婆さんの青春期の歌、このご時世だと「ふざけるな!」と言われそうです。
写真は70年代、飲み会での大学生です。
男子でも髪を伸ばしてた。
この髪の長い男子たちが
「戦争が終わって僕らは生まれた
「戦争が終わって僕らは生まれた
戦争を知らずに僕らは育った
大人になって歩き始める
平和の歌を口ずさみながら
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子どもたちさ」
とフォークの軽いメロディに乗って歌う。
これは、ますます「ふざけるな!」かも知れません。
ここで言いたい事は、「爺さん婆さんも青春時代があったよ」という事では断じてない。
つまり、今「本物の戦争を知ってる」日本人が殆どいない、という厳しい現実なのです。
これは戦争中(1945年前後)の日本の様子です。
所は違えど、ウクライナで起こっている事と類似してます。
いわゆる弱者が、戦争の被害を余計に味わう現実があります。
「戦争」は絵空事でもなく、ましてや戦争ゲームでもないです。
「知らなかった」じゃ済まされないです。
未曾有の出来事の連続に、唖然としてる爺さん婆さんの一人ですが、気持ちを立て直して今の現実に向き合いたいと思います。
注:見出し写真はハンガリーのお菓子(グミみたいな飴)です。甘過ぎず美味しいです。
ハンガリーは長い歴史を持つ東欧の国、ソビエト連邦に組み込まれた時期もありました。
実は第一次世界大戦の頃からこの地方は波乱が続いています。
このハンガリーのお菓子は、1922年から続く歴史を持ってます。
もう一度歴史を振り返ってみたいです。
「戦争を知らなかった子ども」なんて甘えてられませんからね。
追記:大幅に訂正致しました。