本日、又々BOOKOFF にて注文した本が届きました。
その中に、去年から気になって仕方なかった『鬼滅の刃』が入ってるのです^_^
何であんなに売れるのでしょうか?どんな事書いてあるのでしょうか?
おばあさんには今時の人気コミックは謎だらけでございます。
BOOKOFF 通販は画像、題名と価格がズラッと並んで、内容は一切伏せてあります。検索すると古本コーナーから外れてしまうので、題名と価格だけで購入を決定せねばなりません。
なので、『鬼滅の刃』にしても出ているものから選んだのです。
これは第一巻、2016年に発行されたもので、作者も未だ無名に近い。
かなり荒削りの印象があります。早く言えば「下手とちゃうか?」と思ったのですが。
それが、ところどころに作者の読者への感謝の言葉が挟まれて、凄く初々しいのです。
「皆さんに面白いと思ってもらえるようにもっともっと努力」なんて可愛い文句が並んでます。
更に、大正時代の寒村に住む貧しいながらも一家仲良く一生懸命暮らしている家族という設定が、泣かせます。
ある日、この家族を人喰い鬼が襲って、残ったのは兄と妹だけ。仕事に出た兄は無傷ですが、半死半生の妹は鬼の血を浴びた為に自分も鬼になってしまうのです。
鬼に襲われて助かっても、人喰い鬼に変わってしまう。
そうして、この世に鬼がどんどん増えていく。
ここら辺がゾンビを思い起こしますが、ゾンビと違うのは、残された兄の勇気と強い愛情です。
「鬼は決して元の人間に戻れない、殺さねば殺される」と使者から諭されても、兄は決して諦めようとしない。
「愛する家族をこれ以上奪われたくない、絶対に妹を殺さない」
ここがこの作品の最大の魅力だと^_^私は思いました。
突然のコロナ禍が人喰い鬼に被さって思えるのですね。
これ以上殺したくない、傷つけたくない、
命をかけて自分が守る、だから鬼滅の刃で鬼を倒し敵討ちをするという純粋無垢の少年の情熱が、読者を惹きつけたのではないか、と。
素人っぽい絵柄も一生懸命さを裏付けている感じさえするのです。
多分、巻を重ねるにつれ筋書きも絵柄もより高度なものに進化していくのでしょう。
最初理屈が通らないと感じた部分も解き明かされてくるのでしょうが、今の時代は誰もが家族の幸せを襲う「鬼退治の刃」が欲しいところではないでしょうか?
レトロな大正時代の古き良き(今の人には特にそう思えるでしょう)人情への憧れも入り混じって、この不思議な物語の人気が高まったのだと考えました。
話が変わってしまいますが、
常備しておく冷凍食品で便利なエビ。
淡白な味、カロリーは少なめですが、ちゃんと必要なタンパク質は含まれてます。
ダイエットに良いみたいですよ。
上はエビチャーハン、下は豆腐のエビ餡掛けです。
いろんな味が楽しめます。