フェズの迷路

　フェズ旧市街の迷路で特徴的なのは、高低差があり、階段が多いことです。
　そして、行き止まりも当然ありますから、戻ることにもなりますが、行き止まりだよと教えてくれる人もいます。
　晴れていなくても、同じ方向を目指して歩き続ければ、必ず城壁の跡が残る広い場所に出ます。
　フェズでは、迷うのを楽しむ時間的、精神的な余裕を持ちたいものです。

衛星アンテナが…

　最近は、どこの発展途上国に行っても、衛星テレビアンテナだけは目障りなくらい立っているのが目に付きます。
　テレビは偉大ですね。
　写真は、にわか雨の時に雨宿りをさせてくれた金属加工というか、金属鍋を作っていた親子の写真です。

フェズ旧市街

　ちょっと高い所から、旧市街を望むとこんな具合です。
　この日は、にわか雨に降られることもありました。

皮染め職人地区

　タンネリと言う皮染職人地区にある染色瓶が並ぶ場所を上の方から見ています。
　ここの土産物屋で写真を撮るのに、初めは1DHと言っていますが、結局何かを買わされてしまいます。

街の雰囲気は好きです。

　ごみごみして、人が一杯いて、ロバが通る迷路は、私は結構なじめます。

フェズのホテル

　旧メディナに入ってすぐ右側にあったホテルに入り、空き部屋を聞いたらツインの部屋しかないと言われたのですが、もう探すのが面倒になり、そのまま二泊することに決めました。
　シャワー・トイレは外の部屋で一泊80DHでした。

フェズのブー・ジュルード門

　フェズのこの門から、フェズ・エル・バリが始まります。
　つまり、フェズの迷路の入口です。
　一緒に迷いましょう～。
　時間はたっぷり有りますが、とりあえず今夜の宿を探して荷物を置きましょう。

フェズ到着は雨の中

　フェズ到着は雨の中でした。
　旅友の提案で、フェズの街全体が見渡せる丘へ、タクシーで上がって写真を撮りました。
　雨で寒かったです。

フェズ行き夜行バス

　基本的にモロッコの乗合バスには、暖房装置がついていません。
　このリッサニ発エルフード、メクネス経由フェズ行の国営夜行バスにも暖房が付いていませんでした。
　八時間もの夜の走行は、明け方に雨が降るなど寒すぎでした。
　旅友からのホッカイロの提供を受けて助かりました。

スークの食事

　お店のおじさんに、昼飯を一緒にと誘われて、タジンをご馳走になりました。
　パンをちぎった物ですくいながら食べたのですが、中々美味しかったですよ。
　おっきな鶏肉が入っていましたが、タジン鍋でこつこつと煮たのではなく、普通のアルミの鍋で煮ていたようでした。
　もっと食べろと進めてくれたのは良いのですが、普段のタジン料理を作る時は、タジン鍋を使わないようです。
　ゆっくりとビールを飲みながら、タジンの器で食べたかったです。
　ビールがほしいよ～。

リッサニ市場で

　紹介されたスークの香辛料店で、職場へ乾燥イチジクのお土産を買いました。
　良い品物でしたが、一キロ１００ＤＨで後から考えると、やはり観光地値段でした。
　このおじさんは、薬剤師の免許を持っていると言っていましたが、ホントかどうかは判りませんでした。

無事に「リッサニ」に着いて

　町に戻ってから、フェズ行き夜行バスのチケットを買い、出発の時間まで街の中や市場をくまなく見ることができました。
　ただ、ビールを売っている所は見つけることができませんでした。
　子供たちからは、お金をねだられましたが、パイン飴でごまかしました。

砂丘ロッジでの朝食

　砂丘ロッジでの朝食は、１５ＤＨでパンとジャムとサラダぐらいでしたが、小さな色とりどりのタジン鍋容器がかわいくて女性には受けそうでした。

ここでトラブル発生

　昨日ここまで送ってくれたタクシーが来てくれないとのこと。
　来てくれないのではなく、ラクダツアーのお客と思いツアー代金を見込んで昨日は送迎したが、ツアーに参加しない客と判ってエージェントが帰ってしまったとのことらしい。
　タクシーを呼ぶのにいくら掛かるかとか客引きと交渉して、結局２００ＤＨで送迎車を呼ぶことになり、舗装道路まで３０分の歩きとなりました。

ホテルに戻る途中

　帰る途中のホテルの手前で、化石お土産売りのお兄さんに捕まって、値段交渉をしてしまいました。
　一個４０ＤＨに値切りましたが、高かったのか安かったのか判りません。
　カサブランカでも、そのくらいの相場のようでしたが～。
　日本で買えば、間違いなくその三倍の値段です。