「あっ」一瞬顔を横にして、後ろに下がった。
顔のすぐ近くを何かが、すばやく通り抜けた。
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蜂かと思った。
じっと見ると、「赤とんぼ」です。
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もう「赤とんぼ」夏なのに。
周りには、
数匹の「赤とんぼ」もふわふわと飛んでいます。
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まだ３０度以上ある夏の暑い夕方なのに、
気持よさそうに飛んでいます。
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赤い体に透明な羽根、グリーンの大きな目、
とても癒される「とんぼ」です。
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いつも「赤とんぼ」を見ると、
幼い頃を思い出したり、
両親、兄弟、姉妹の事を思い出します。
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里の大竹の町にも「赤とんぼ」が
沢山飛んでいました。
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当分、懐かしい人達を思い出し、
会えた様でうれしい気持になりました。
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気を付けて行っておいで、頑張ってね。
って言ってる様に思えました。
