語彙力強化に暗記はつきもの。
しかしながら年をとればとる程 丸暗記はやりにくく、
忘却も早くなって行くようだ。
そこで苦肉の策として他の言葉と連想させたり、関連語や
既知の表現やことばを使って覚えるようにしている。
それでも忘れる。覚えた(気になって)、忘れての繰り返し。
それもやり続ければ残るものがある。
やっとのおもいで長期記憶のゾーンに入ってくれた
貴重な言葉たちなのでなるべく日常でも使いたいところだが、
最近覚える、または見かける言葉に限ってあんまり使わないものが多い。
例えばconstipation(便秘)とconscription(徴兵)
便秘ならDo you have a regular bowel movement every morning?くらいで質問するだろうし、
徴兵は自分ならdraft systemというだろう。
専門用語のたぐいだから覚えにくいのかと思っている。
もっとも英語に限ったことではなく、
日本語でも似たようなことはある。
松谷みよ子と松金よね子、桂ざこばと桂べかこ、
スザンヌとセザンヌ、今はわかるが昔困ったものには
榊原郁恵と柏原芳恵なんてものあった。
カルスト、カストロ、スカトロ これは今でもひと呼吸おかないと間違える。
ものによっては大顰蹙を買うかもしれないし。
それから大徳寺と大覚寺、狭山と萩山
通訳案内士の下見で大徳寺に行くはずだったのだが、大覚寺行きのバスに乗って
降車して「あっ、文字が違う!」気がついたことがあった・・・。
方向音痴というより早とちりによる間違いは避けたいなと思うこの頃なのである。
もう昔の試験勉強のように英単語や表現を暗記ということはしていないが
エクセルに気になった言葉表現と意味、関連語などを記録している。
8000語くらいになっているので時々見返と
楽しい表現がいっぱい。
It takes two to tango.「お互いさま、あなたがあってできたことだ」
anthrax「炭疽」
compensate dating「援助交際」、platform shoes「厚底靴」←時代が感じられる。
なかにはkinda 「a kind of〜の略で 〜みたいな」
I mean, 「っていうか」なんてのも書いてある。
どこで拾った表現だったのだろう?
ほかにも花リストというのもあるが花の日本語名を言われてもどんな花か
見当もつかないものもたくさんあり、今でも困っている。
忘れな草、福寿草、カキツバタと書いてはあるが何色?いつが旬の花?特徴は?
など不明である。それをネットでちびちび調べるのも楽しかったりする。
今はお楽しみの語彙リストになっている。