カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

冬の沖縄

2012-01-27 08:04:25 | リゾートホテル

冬の沖縄は花の季節だと言う。以外だった。先日、桃原農園の方が尋ねて来られた時の話。そういいえば、ホテルのブーゲンビリアや花壇の花々がとても元気な様子なのを不思議に思わず眺めていた。沖縄の夏は、花には紫外線が強く、日差しも強いために環境としては好ましくないとの事。庭園内を一緒に歩いて頂いて、色々とアドバイスやご意見を頂いた。

夏の花としては、サンダンカやハイビスカスが盛んに咲き誇るので季節感いっぱいで夏は、花木の季節とばかり思っていた。花壇の草花は、また違うとのこと。この2~3日は、冷え込んでいるが、それでも15℃だという。時に晴れた日には20℃にもなる沖縄の冬は、本土からみるとやはり過ごしやすいと感じる。

沖縄の冬12月~2月までの約3ヶ月。首都圏などでは最も寒い季節になる。この季節、避寒地として沖縄の観光を考えると滞在型の観光をおススメする。景色も、夏にはない穏やかな日差しに包まれて小春日和を思わせる気候に恵まれている。

2月の沖縄は、プロ野球のキャンプが始まる。シーズンに向けて最後の仕上げに向かう。プロ野球ファンの人々には、選手一人ひとりが身近に感じられる魅了的イベントとなる。

日本で一番早い桜と言われている避寒桜も見ごろを迎える。八重岳に上る道路は、桜が見ごろの季節。この季節の沖縄は、静かにのんびりと過ごしながら沖縄を満喫できるのではないだろうか?心身を癒す旅にもこの季節の沖縄は、最適なシーズンだと思う。夏の強烈な日差しの沖縄にはない、魅力が静かに横たわっている季節。