カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

夏の思い出

2011-06-12 08:26:37 | 日記

暑い沖縄の夏が始まりを告げる、梅雨明けから3日。30℃を越える日々が続いています。でも、都会の夏の暑さと違って、木陰に入ると涼やかな風が走り抜けて行きます。入道雲までは、まだ早いようです。入道雲のある青い空を眺めていると、子供の頃を思い出します。

麦わら帽子をかぶって、Tシャツに短パンに裸足でカブトムシ探しをしたり、木々のあるこんもりとした丘に行って探検をしたり懐かしい子供の頃の思い出。せみがジージーとうるさいくらいの大声で鳴いていた。おなかぺこぺこにして、昼に家に帰って冷麦を食べて、スイカを食べて、麦茶を飲んで・・母親が止めるのも振り切って自転車でまた遊びに出かける。今度は、友達と自転車で遠乗り。電車の駅3つくらいなんだけど、そのころ自分たちには遠くへ出かける探検の一つ。隣町に出かけて、知らない大人たちの顔を見るとよほど遠くへ来ているように思えた。知らない家々から聞こえる甲子園のサイレンの音。あの頃、不思議と何の不安もなく毎日を過ごしていた。ただ1日中遊びまわっていた。そして、色んな事を自然に学んでいた。

沖縄で迎える2度目の夏。6月生れの私は、この暑い夏が好きです。汗だくになったあとのシャワーの爽快さや冷たいビールに冷奴・・・。今年の、この夏をどんな風に過ごそうかと考える。ホテルの仕事の毎日にこの夏の思い出を作りたいと思います。


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