カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

世界うちなんちゅう大会に

2011-10-15 08:25:04 | 沖縄

沖縄は今、世界中から沖縄出身者が沖縄に帰って来ている。かつて日本が苦しかった頃に国策として移民政策が取られたことから始まる。移民の中に沖縄からも多くの人々が移民として海外に出かけて行った。その末裔達が苦労の末に勝ち取った今の生活をこうして目の当たりにすると人間の凄さを感じさせられる。

沖縄には、こうして移民として世界に出かけて行った人たちを支え、たたえる心がある。移民の歴史は明るいものではないが、沖縄の人々は、これを力にして誇りにしている。

素晴らしい沖縄の人々の歴史を学ぶ機会を頂いたことに感謝したい。昨日は、那覇商工会青年部海外委員長の方からの誘いがあり出かけて行った。同行には国吉多美子さんと言う素晴らしい女性とご一緒させて頂いた。60歳を越えてもお元気でエッセイストとしても名を馳せていらっしゃるうちなんちゅうの方。僕ら本土の人達に是非見て欲しかったと言って頂いた。

苦しい時にどうやって生きてきたか・・生き抜いて来たのか!今、私達の目の前にある現実は、彼らの苦労や困難は、比べようもない。なんくるないさ~!だいじょうぶよ~!この言葉の裏にある歴史を見たら・・・一見軽く聞こえる言葉がずしんと重く感じられた。

沖縄の人々が背負って来た歴史の重さを感じさせない明るさはこの土地の風土が生んだ生きる知恵かもしれない。今、沖縄で仕事をしていて、多くのうちなんちゅうの方々と触れ合っている。彼らへの印象は、とても心豊かなもの変わって来た。感謝の1日でした。

沖縄の海と空に沖縄の心が宿っているんだ!

 


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