カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

祝いの宴

2011-10-16 10:32:39 | 沖縄

昨日、カンナリゾートで初めて「かじまや~」と言う沖縄で97歳の祝いの宴があった。地域との交流や地域の人々との交わりが深くなって来た。とてもうれしいことだ。ホテルは、遠くからのお客様をお迎えすることはもちろんだが地域の人々に愛されるホテルでなければならないと思う。約100名様のご出席で賑やかに行われた。沖縄には、このように様々なお祝いがある。13歳のの祝いだったり、古くからの文化風習を守って来ている。

現代、古くからの風習などが廃れつつある中で、このような祝い事が残され続けられていると言うことが、また違った意味で人が生きている証のような気がする。先日の世界うちなんちゅう大会に触れてから沖縄への距離感がぐっと更に近くなった様に思える。

「うちなんちゅう」と言うアイディンティティーは、常にどこにいても存在している。特に沖縄から外の世界へ出た時には強烈に意識されるのかも知れない。文化や風習は、はじめ人間が作って行ったものだけど、その後時間の経過と共に文化風習に守られて生きている様に思える。

沖縄には、沖縄にしかない文化風習があり、沖縄の時間がある。これは、これでいいのではないだろうか?東京や大阪と同じになる必要はない。沖縄に旅する人たちは、この文化や風習が存在するゆるやかな時間を楽しんでいる。このゆるやかな時間や生き方は、大切な文化だと思う。

 


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