カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

祈りの人々

2011-12-13 07:08:49 | 愛情

最近、ホテルに良く来られるお客様とお話をさせて頂きました。カンナリゾートの存在を最近知ったので尋ねて見たら、とても気にいったので・・と言うことだった。しばらく、話を伺っていたらバプテスト教会の牧師様でした。

穏やかな表情にいつも微笑みを浮かべていらっしゃる姿が印象的でした。宜野座村に小さな教会を建てて信仰に励んでいらっしゃると言う。それでも、何故?韓国の方々と・・とこの辺りのことに無知な自分が・・。初歩的な質問?を問いかけてみたら・・。この沖縄と言うところを祝福にこられると言う。

祈ると言う行為は、人間だけが持つ高度な行為という。動物と人間の大きな違いは、ここにある。思想や文化や宗教は違えども、人間と言う限り平和や幸福を祈るという行為が必ずある。

沖縄はアジアの玄関口。厳しい、悲惨な歴史を味わって来た地域だからこそ、こうしてアジアの友が祈りを捧げながら尋ねて来てくれるのだろうと思った。その意味では、沖縄は、世界への窓口だと思う。特に、アジアの窓口としてこれから大きな使命と責任を持っているように思える。そこには、庶民の祈りや人々の交流から始まる平和な心への想いが大切だと思う。

来年は本土復帰40周年。日中国交回復40周年と言う節目の年。沖縄の地下や取り巻く空気に胎動する新たな光が生まれて来るのかも知れない。

 


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