韓国から生まれて世界中で活躍している「ＭＩＲＩＡＭ ＴＨＥＡＴＥＲ ＣＯＭＰＡＮＹ」の代表 ＯＫ Ｈｅｅ Ｃｈａｎｇ さんが来館。アメリカではブロードウェイで公演したり世界各国で活動を展開している劇団。主にミュージカルが中心で韓国の一流の歌手や舞台俳優が勢ぞろい。
昨日、韓国から2人の方と日本在住のキムさん(通訳）と宜野座で布教活動をしている牧師さんと4人で来館された。沖縄と韓国は歴史的にも似た悲劇を背負っている。アジアの中で沖縄が様々な角度で考えた時に大きな役割と使命を持っているとの共通認識で会談が高まっていった。私達は、政治的な人間ではないので、文化や芸術を通じてお互いの国でヒューマンネットワークを作りあげて相互に行き来できる関係を強化することが大切だと感じた。韓国から見えた1人の牧師さんがアメリカ人(軍人）と韓国人女性、フィリピン人女性との間に生まれた子供に国籍がなくて就学も出来ずにいる環境などについて活動を行っていると話された。
非常に難しい問題だと思う。かつて日本でも沖縄でもあった問題で、現在でもないわけではない。私は、クリスチャンではないが、彼らの純粋な考えや行動には敬服するばかりだ。私自身はちっぽけな存在。話を聞く事しかできないが・・・少しでも役立てることがあるのならと感じた。ただ、その前に自分自身が自分の足で歩いていることが肝心。足元でもあるホテルの経営が大切。よって立つ場所がない人間が何かをしようなんておこがましいと思う。
夢と現実をどのように折り合いをつけていくのか。夢を現実にするための経済的基盤や環境が今は必要だと感じている。今できることから始めてみようと思う。
