カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

キャンプハンセンミーティング

2011-04-22 07:53:50 | 日記

昨日はキャンプハンセン訪問。キャンプハンセンは、海兵隊の基地で広大な敷地を使用しています。宜野座村の35%近くの面積が米軍基地として演習場として利用されています。

その中は、手付かずの豊かな自然に溢れていて・・逆説的に言えば米軍施設のお陰で環境が手付かずで残されていると言う状況です。

その自然豊かな森や林の中を走りぬけようと言う大胆な企画です。これまで沖縄マラソン等で基地内の一部を走ると言うイベントはありましたが、演習場の中を走り抜けると言うマラソン大会は未だかつてありません。今回の考えの中には、米軍関係者と私たち日本人が一緒に走ること。もう一つは、米軍が利用している敷地内を開放してもらい、豊かな自然を共有しようと言う考え方です。米軍関係者usoのメンバーとホテルサイドのスタッフを中心に1回目の話合いが行われました。

互いにフレンドリーな雰囲気の中で共に実現に向けて動き始めています。希望は、持ったほうがいい!互いにこれまで出来なかった事でも、1%でも可能性があるのならお互いのために何か形する努力を共にすることが大切な事だと思います。

大会には、米軍からボランティアメンバーが参加すると共に救護班などの対応も行ってくれるようです。今沖縄の米軍は東日本災害へ「ともだち作戦:オペレーションともだち」を展開中です。多くの外国の救援隊が引き上げていく中で米軍だけが残って災害復旧に努めてくれています。

国と国、政治ではなく人と人の温もりのある関係作りが、マラソンと言うイベントを通じて実現できると素晴らしいと思っています。12月11日の日曜日が開催目標です。

沖縄にとってマイナス要因である米軍との関係をもっと豊かな関係に出来たらと願って止みません。

 

 



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