カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

夢を追うと言う事

2011-06-23 08:08:14 | 日記

夢を追うと言うと、何か子供じみた言葉に聞こえます。一体あなたは何歳になったの?いつまでそんな夢を追いかけているの?と大人の会話に出てきそうです。いい年?っていくつだろう・・多分社会的にその年齢であれば現実的に生きている事が、周りから見て安心できると言うことから年齢らしい言動が求められているんだろうと思います。

ホテルを魅力的に作り上げる仕事は、夢を追う仕事だと思っています。しかし、この仕事には、現実的な回答が求められます。それは、ホテル経営の安定化です。その、現実と夢のギャップをどう埋めていくかがこの仕事の醍醐味かも知れません。今日の現金を求めるか明日の収入につなげるかは大きな違いがあります。今日の現金を得るためには、安売りやビジネスライクなやり取りで済みます。しかし、明日の収入を継続的に得ていくためには、商品にファンがいなければ続きません。ファンこそ継続的な収入を維持してくれる大切な存在なのです。

私の夢は、ファンと一緒にサービスや商品を作り上げると言うものです。しかし、そこには、「感動」「満足」「歓び」が常に要求されてきます。

今、ホテルで考え見つめている事は、どこにもない「このホテルでしか味わえないない感動、満足、歓び」を作り上げることです。コンサートも、他にない感動や満足が溢れている事。食事も、美しく健康的でサービスも心地よいと感じて頂ける事。ホテル全体が、温かい温もりや親しみに溢れている事。そして、何よりこれは1人ではできないと言うことなのです。たくさんのスタッフと共に心を合わせてこそ「実現できる夢」なのです。沖縄の北部東海岸に1軒ぽつんとある小さなホテルだからこそできること。ファンの皆様の厳しき藻温かいまなざしに守られながら更に素晴らしいホテルへと進化成長を続けたいと思っています。

先日のコンサートで感じた事は、「演奏者が感動していたからお客様はもっと感動していた」と言うこと。私たちは、演奏者にも、お客様にも感動して頂ける演奏会を作っています。だから、夢はあきらめられない!


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