カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

リフレッシュ 休暇

2012-01-25 07:49:40 | 愛情

久しぶりの休暇4日間を東京で過ごして来た。東京は、もちろん真冬の季節で寒さはとても厳しい、最後の日は雪に見舞われた。久しぶりに見る雪は、とても新鮮で美しかった。都心部では、迷惑な雪でも郊外で見るととても美しく感じられた。場所や見方によって同じものでもこんなに違うのかと改めて思った。

心身ともにリフレッシュ出来たこの休暇は、実際2日間が休暇として過ごせた時間。今回は、自分を見直し、仕事を見直すための学びの時間を取ってきた。仕事へ向かう自分のあり方や何を目指しているのかを再確認する時間でもあった。先日の、車いすの花嫁の挙式が、今後どのようにすれば多くの人々の歓ばれる形になるのか・・。どのようにすれば、実際的に現実的に継続的に実現できるのかを・・・車いすを使って生活している女性と語り合って来た。

彼女も首都圏で、同じようなイベントを開いていると言う。しかし、実際に障がいを持つ人々が普通に手に入れることができる環境を生み出すには、多くの企業や人の手を借りなければ実現できないと言う。

普段私達は、車いす目線で物事を見ることはない。立場や目線の位置が違えば、全く異なる世界が広がっている。それは、単なる車いす体験ではわからない。バリアフリー社会とは、物理的な側面で解決できるものではない。五感を働かせて受けとってみる必要があるように思える。この「車いすの花嫁」と言う素敵なイベントが、単なるイベントとして終わることの無い環境を生み出す。そのためには、多くの人々からの知恵を集めて、少しずつでも広げて、継続的に実施して実社会に根を下ろして行きたいと願っている。僕と娘にとって美しい雪は、車いすの人々にはどのように映っているのだろうか?


車いすの花嫁 涙溢れる感動の挙式

2012-01-20 08:18:03 | リゾートウェディング

昨日は、お休みを頂いた。それは、車いすの花嫁の挙式へご招待があり、挙式から参列させて頂くことになったから・・。朝から、空は太陽が輝き気温も20℃近い気温で、とても穏やかな天候に恵まれた。挙式の終盤には、雨による祝福もあり・・雨の祝福が人々の涙につながっていった。

花嫁のまどかさんの母親であるトミ~さん(比嘉富子さん)は多発性の癌の中「ケントミ」と言う沖縄民謡バンドを結成し県内外で活躍されている。しかし、この3週間ほど前から体調が急変して沖縄病院へ入院中だったが、母親の執念と言うか素晴らしい生命力で無事退院されて晴れて愛娘の晴れ姿を見ることができた。

昨年4月からこの車いすの花嫁挙式を夢見てきただけに感激はひとしおで・・涙がとまらない結婚式となった。沖縄の人々がカチャーシーを踊る姿も人際感動的で、つい自分も混じって踊りたくなった。

2月5日は、更に車いすの挙式とウェディングショーが開催される。

誰もが同じように幸せのベールに身を包み美しく輝く瞬間を・・と願っている。誰もが同じ想いだと思う。花嫁、花婿だけでなく、母親、父親とさらに多くの友人達に祝福されている姿を見ていると本当に実現できたことを心から喜びたい!


夢を叶える力

2012-01-18 07:35:51 | ライフスタイル

夢を叶える力を持つと言うことを考えていたら、「セレンディピティ:Serendpity」と言う言葉に「偶然」出会った。「偶然をとらえて、幸福に変える力は変えることができる」

幸運は、みんなのところに平等に降りそそいでいる。それを、とらえられるか捕らえられないかは、ちゃんと準備していたか、していかなったかの差でしかない。普段から、心の持ち方を準備しておく。いつでも、夢に対する心構えができていることが大切。

世の中に、実はチャンスはいっぱいに溢れている。目に見えないだけ・・。そこにもここにもある。そこら中に無数にあると言う。夢や仕事に執念を持って取り組んでいる人は、その仕事課題に対する感度はいやおういなしに鋭敏になっている。すると、チャンスを様々に受信しやすい状態になっている。(心構えが出来ている)

人生は、やってくる「偶然」だけでなく「迎えに行く偶然」があると言う。それは、意図的に自分の中で変化を作り出して(言葉や行動や考え方)、そこで「偶然」にチャンスに出会おうとする。その際、事前にいろいろと仮設を立てて持っておけば何かに気づく確立が更に高くなる。

「セレンディピティ」に遭遇するチャンスを増やす心構えとして「心の準備ができている状態、探究心が強く、異常なことを認識してそれを追及できる心、独立心が強く目的を達成することに熱中できる心」常に保っておくことが大切。セレンディピティは能力だから高めることができる。*メルマガより抜粋

Chance favors the prepared mind.(ルイ・パスツール)

参考に *宮永博史著 【成功者の絶対法則 セレンディピティ】などがある。

そんな日の夕方、もの凄いお土産を持って韓国からお客様がやって来た。沖縄を豊かに人々の幸せな笑顔を倍にしてくれるかもしれない・・とっても素敵なお土産を頂いた。

 

 


上る朝陽の中でたたずむ時間

2012-01-17 07:37:05 | 沖縄

今朝は、久しぶりに朝陽が輝いている。木々の間から上る朝陽の光が差し込んでくる気持ちの良い朝を迎えた。一つのイベントが無事に終えることができてホッと一息。朝陽を眺めていると心からさわやかな気持ちになれる。ボーっと空を眺めたり、海風にあたっていると仕事を忘れそうになる。

こんな環境こそが、リゾートだと思う。沖縄には、こんな自然に満ちた風景がたくさん残っている。この風景の中で、イメージをする。自然の中で、自分を見つめる時間は貴重な時間だと思う。東京で生活をしていた頃には考えられないこと。イメージすらできなかった。満員電車ですし詰め状態で会社に向かう毎日から考えると天国のような環境だと思う。

観光と言うと日本では、何かイベントやアクティブが無ければ観光ではないような感じがするが、この朝陽の中で過ごす時間こそ旅の醍醐味だと思う。何もしない・・と言うより自分を大切にするための時間。人生をイメージしたり、夢を考えたり・・・そんな時間を過ごすことも旅先だからできることだと思う。自然の中で、一人ぽつんといる。周りには誰もいない。静けさの中に聞こえてくる風の音、波の音、鳥のさえずり・・・朝陽の上る景色に包まれている自分。ゆっくりと流れる時間の中で、人生を考えてみると色んなものが見えてくる。うれしかったこと、哀しかったこと、失敗したこと、成功したこと。どこから、今の自分が始まったのか・・何をすればこの先自分の夢が果たせるのか・・・時に身を任せながら考えてみると湧き出てくるものがあるはず・・・。あわてないで・・・まだまだ可能性は残されている。70歳になって会社を興してもいいと思う。自分の人生は、自分だけのもの。ものさしは、ひとつじゃないと思う。

 


笑顔が溢れた

2012-01-16 07:31:33 | リゾートホテル

1月15日 「2012年センチュリーラン沖縄」 沖縄を自転車で走り抜ける160KMコースの昼食会場となった。マリオットホテルやリザンシーパークホテルから機材を借り入れての対応も無事終了した。一時的にスコールのような雨に降られたが・・ほぼ曇天ではあったけれど快適に過ごして頂けたと思う。

ホテルに入る入り口の村道で、交通整理をしていたが自転車がさっそうと走り抜ける姿はとてもかっこいい!音もなく静かにスーッと走る姿を見ているとまさにエコツーリズムの代表格と言える。圧倒的に男性の参加者だったけれど・・中には女性1人で参加している姿や少年が父親と一緒に参加しているのを見るととてもほほえましい。ご夫婦での参加者も見かけた。

トップで10時過ぎに入って来たのは嘉手納のエアホースのアメリカ人参加者で2番手からは日本人の男性諸氏。カンナの昼食会場までが約80KMで半分の地点。朝7時スタートして3時間で80KMを走ってきた計算となる。約750人の参加者達が続々と入ってくる光景に立ち会っていると何かワクワクするような思いになって・・私達もすっかり楽しませて頂いた。

参加者にカメラを向けるとみんな笑顔でピースサイン!小さなホテルで引き受けた時は、スタッフ一同、実際どうなるかと不安でいっぱいだった。しかし、全員で一所懸命に応接して歓んで頂けたのではないだろうか!ホテルは、こうして地域と関りながら成長し愛されて行くように思える。地域の人々にとって、「特別なホテル」になるためには、やはり努力を重ねて笑顔の花をいっぱいに咲かせて行く事しかないように思える。