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八国山たいけんの里へ行ってみた その3 たいけんの里とはっけんのもり

2011-03-10 12:56:17 | 秋津とその周辺
八国山の尾根道を下り、二つ池の脇を通り過ぎると平地に戻り、西武園線の踏切を渡った所に八国山たいけんの里が有る。





2009年に出来たらしく、きれいな建物である。
自転車にカギをかけ、サンダルに履き替え、自転車乗りの格好で浮きまくっている私だったが入館させていただく。
わりと親子でいらっしゃっている来館者が多く、そこそこの入り具合だ。

館内の写真は控えることにした。

靴を脱いでスリッパで入館する形だ。
私は館内奥の下宅部遺跡出土品が収蔵展示されているスペースに興味があったのでそちらへ。
ほーぅ、実際に触れることは出来ないが金網の向こうに土器やら出土したものが展示されている。
ガラスケースでないところがいい。
太古の祖先と繋がる気持ちがこみ上げ、ロマンを感じるひとときだ。
展示品をマジマジと見た後、書籍のスペースでしばらく資料を見て、1時間から1時間半ほどの滞在でたいけんの里を後にした。

陽も傾きかけてきた。
せっかくの晴天、もう少し走らないと。

八国山たいけんの里から少し西に、西武園駅に近いところに「下宅部遺跡はっけんのもり」という公園がある。
森と言っても木がポツンポツンと有る程度で、見渡せるように開けた公園になっているのだが、下宅部遺跡の遺構の一部が残されている。




下宅部遺跡は縄文時代から古墳時代、奈良平安時代、中世など複数の時代にかけての遺跡で、様々な時代の発見が有ったので大きなテーマになり得る。

ここでは、縄文時代の作りかけの丸木舟と見られる物が朽ち果てずに出土し、ふるさと歴史館の方で展示されている。
水場の遺跡なので、土中で常に新鮮な水が供給されていて木製品や編み組製品が腐らずに残っていたのが一つの特徴である。

また、奈良時代平安時代頃に使われた祭祀用と見られる人口の池が見つかり、それは現在も公園の中に復元されて池状遺構として残されている。

多くの発見が有った遺跡なので、ここではサラッとご紹介まで。機会があったらまた取り上げるかも。

次の目的地に向かう。

つづく

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